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定年後も働く選択。シルバー人材のお仕事について

JENNIE 編集部
2019年01月15日

平均寿命は年々延び、老後を過ごす時間は昔に比べ長くなっています。長い老後をどのように過ごしたら良いのか、また老後の資金は大丈夫なのだろうかと心配になっている人も多いことでしょう。

今回は、定年後の高齢者に働く場を提供している、「シルバー人材センター」についてご紹介したいと思います。

シルバー人材の代表的な仕事

シルバー人材センターとは、定年退職者などの高齢者に仕事を提供する組織です。高齢者が働くことで、やりがいや生きがいを感じられることを目的としています。センターは、主に市町村単位に設置された公益法人です。それぞれの地域の企業や家庭などから仕事を請け負い、シルバー会員として登録している高齢者に仕事を提供しています。

仕事には、誰でもできる簡単なものから、定年前の知識を活かすことのできる専門の分野までさまざまな種類があり、ここでいくつかご紹介したいと思います。

・一般作業分野
除草や草刈り、清掃業務、調理作業、農作業、障子張り等。
経験や知識がなくても始められる軽作業もあり、一般家庭からの依頼もあります。

・サービス分野
家事サービス、育児サービス、福祉サービス等。
一般家庭の家事手伝いや子守り、送迎など、今までの家事や育児の経験を活かすことができます。また、高齢者の話し相手や、身の回りの世話なども行っています。

・事務分野
一般事務、経理事務、パソコン入力、宛名書き等。
引退前の仕事の経験や知識を活かすことができます。

・その他
ほかにもさまざまな仕事があるので、お住まいの市町村のシルバー人材センターに問い合わせてみましょう。自分の経験や知識を思わぬところで活かすことができるかもしれません。

引退後も働く理由

現役を引退したあとも、働くことにはさまざまなメリットがあります。

・収入が得られる
少子高齢化が進む中、公的年金は減りつつあり、さらに平均寿命が延びているため、老後の資金がたりなくなってしまう可能性があります。また、晩婚化、晩産化の影響もあり、定年後にまだ子どもの養育費がかかっている人も少なくありません。働いて収入を得ることができれば、経済面の大きな支えとなります。

・健康面への影響
外に働きに出ると、必然的に規則正しい生活を送ることができます。また、仕事や通勤などで、自然と体を動かす機会が増えます。さらに、会社に勤めた場合は、会社の健康診断を定期的に受けることができ、健康面から見ても、たくさんのメリットがあります。

・精神面への影響
仕事を通して、やりがいや生きがいを感じることができたり、社会に貢献していることを感じられ、人生の活力にもなります。また、人とのコミュニケーションをとる機会が増えるため、人付き合いの幅を広げられたり、社会とのつながりをつくることができます。

体を適度に動かしたり、人と接することは、認知症の予防にもなるといわれています。働くことは、さまざまな面から見ても多くのメリットがあるようです。

シルバー人材センターの取り組み

シルバー人材センターでは、高齢者がより良い働き方ができるよう、さまざまな取り組みを行っています。

・シルバー会員の募集
センターでは、相談窓口を設置したり、セミナーを実施したりすることで、人材確保に努めています。また、個人面談を行い、これまでの職歴や、趣味、特技、どのような仕事や働き方をしたいかなど、会員の希望を聞き、それに合った仕事を紹介しています。

・新規事業の開拓
センターでは、さまざまな事業所を訪問し、新規の業務を探しています。さらに、チラシを配布するなど、色々な方法で知名度が上がるような活動もしています。また、発注先へ出向き、良好な関係を築いたり、満足度調査を実施したりして、継続して仕事を受けられるように努めています。

ーまとめー

平均寿命が延びると同時に、70代、80代になっても、若々しく元気な高齢者も増えてきました。老後の人生に、生きがいを見つけたり、社会とのつながりを持っていたいと思う方も多いのではないでしょうか。

「働く」ということも、老後の生活を豊かなものにしてくれる選択肢の一つかもしれません。

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