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「社会人基礎力」って何?新社会人以外も向上させるべき理由とは

JENNIE 編集部
2018年05月24日

雇用形態、国籍、性別など企業を取り巻く環境は変化を続けています。そういった多様性の中で自分の能力や知識を活かすために必要になるのが「社会人基礎力」です。

今回は「社会人基礎力」とは何か、また、社会人基礎力を向上させるためにはどのようなことをしたらいいのかを解説します。

そもそも「社会人基礎力」とは

2006年から経済産業省が提唱している「社会人基礎力」。社会人基礎力とは、その名の通り社会人に必要とされる基礎的な能力のことです。経済産業省は「職場や地域社会の中で多様な人々と共に仕事を行っていくうえで必要な基礎的な能力」と定義しています。

社会人基礎力は、どのような職種・業種においても必要とされる社会人としての能力のことで、だれかに教えてもらったり、学習したりして得られる専門知識などとは違います。社会生活の中で自然に身につくものでも、練習して身につくものでもありません。社会人に必要とされる能力を知り、正しく意味を理解し、意識して行動することで徐々に身についていきます。

いつでも、どのような場面でも社会人基礎力を向上させたいと意識を持って行動することによって、身につけ、向上させることができるのが社会人基礎力です。

「社会人基礎力」の3つの能力と12の能力要素

社会人基礎力は3つの能力と12の能力要素から成り立っています。それでは、実際にどのような能力が必要なのかを見ていきましょう。

・前に踏み出す力
仕事では試行錯誤しながら、失敗を恐れずに他者と協力しながら取り組むことが必要です。指示を待つのではなく自分から行動する「主体性」、仲間の協力を得る「働きかけ力」、目標を設定し行動する「実行力」の3つの能力要素が基本となります。

・考え抜く力
マニュアルだけに頼らず自分で考えて行動する力です。現状の目的や課題を考え明らかにする「課題発見力」と、課題を解決するために準備する「計画力」
そして考察に基づいて新しい価値を見い出す「創造力」の3つが能力要素となっています。

・チームで働く力
仕事を達成させるために仲間に協力を得ることができる能力で、6つの能力要素が基本となります。

相手のことを考え自分の意見を伝える「発信力」、丁寧に相手の意見を聞く「傾聴力」、意見や立場の違いを理解する「柔軟性」

そして自分と周りの人々との関係性を理解する「状況把握力」、人や社会との約束を守る「規律性」、ストレスの発生する原因に対応する「ストレスコントロール力」です。

社会人基礎力を向上するべき理由

それではなぜ、社会人基礎力が必要とされるのでしょうか。ここからは、より高い社会人基礎力が求められる背景を解説します。

急速に成長を続けるIT技術や工業技術の発達によって、単純作業の機械化や自動化が進み、たとえ新人であっても難易度の高い仕事をすることが求められるようになりました。そのため専門学校や高校、大学などで培った専門的な知識やスキルを活かしながら、徐々に仕事を身につけ、習熟させていくことが困難になっています。

また、終身雇用や年功序列といった日本型の雇用システムが崩壊し、転職による中途採用が多くなったことも影響しています。社会人基礎力のより高い人材を採用することは、即戦力を求める企業としては当然のことです。新社会人だけでなく、今の自分にも必要な力であることを認識する必要があります。

自分の社会人基礎力がどれくらいあるのかを判断するには、政府や企業などが提供している診断シートや評価ツールの活用がおすすめです。自分の持っている社会人基礎力を客観的に見ることができます。

ーまとめー

社会人基礎力の高い人は、競争の激しいビジネス社会で企業が生き残るために欠かせない人材です。社会人基礎力を身につけるのに、遅すぎることも学校に通う必要もありません。各能力を正しく理解し、行動し、社会人基礎力の向上を心がけてみてください。

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