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【将来のシゴトとシカク】~第2回:調理師

カトウマモル
編集/ライター
マーケティングコンサルタント
2017年12月11日

「退職したら、小さなカフェでも開きたいな…」

そんな夢を持っている方にぜひともオススメしたいのが、調理師。

でも調理師って結局何ができる資格なのでしょう?そして、調理師の資格を持っていると良いことって何があるのでしょうか?また、将来・老後に向けてメリットがあるのでしょうか?

では、調理師とはどんな資格なのか、調べてみましょう。

調理師とは?資格の概要

Wikipediaを調べてみると、調理師についてこんな説明がなされています。

”調理師(ちょうりし)とは、調理師法に基づき調理、栄養及び衛生に関して調理師たるに必要な知識及び技能を修得した有資格者を指す。”

なんだかちょっと難しい書き方がされていますが、噛み砕いて言ってしまうと、栄養、調理法、食品衛生など、調理・食のプロフェッショナルであることを証明できる資格です。

調理師は、調理師の名称を用いて調理の業務に従事することができる者として、都道府県知事の免許を受ける「名称独占資格」に分類されます。

「名称独占資格」とはなんぞや?というところなのですが、飲食店などで調理業務自体を行うこと自体に、調理師の資格が必要となるわけではありません(言ってしまえば誰でもできます)。

ただし、「調理師として」調理業務を行うことは調理師にしか認められていない=有資格者でなければ調理師を名乗れない、というわけです。

調理師の資格を取るには2通りの方法があります。

ひとつは厚生労働大臣が指定する調理師養成施設(専門学校など)で学び、卒業した後に住所地の都道府県知事に免許を申請し、取得する方法。

もうひとつは、食堂などの飲食店や給食施設など調理師法で定められた施設で2年以上の調理業務経験を積んだ上で、各都道府県の実施する調理師試験を受け、合格した後に、住所地の都道府県知事に免許を申請し、取得する方法です。

社会人であれば、専門学校の夜間コースや通信講座などを活用することで、働きながらでも資格取得をめざすことができます。

飲食店だけじゃない?調理師の仕事

では、調理師の仕事は実際どのようなものなのでしょうか?

先に述べたように、調理師は「名称独占業務」に分類される資格のため、「調理師でなければできない(やってはいけない)」という業務があるわけではありません。

ただし、調理師という資格があれば、食や調理の基礎知識をしっかり身に着けていることが明確になるため、飲食店などで働きやすくなったり、待遇が良くなるということはあるのだとか。

さらにいえば、調理師の資格が活きるのは、飲食店だけではありません。病院や福祉関連の施設、会社や学校の食堂や給食施設などで、採用の要件として「調理師の有資格者」があげられているケースもあり、そうしたところで働いている人も多いようです。

将来、老後を迎えた時に調理師の資格が役立つシーンとは?

さて、調理師の資格は老後の仕事や生活という観点では、なにかメリットがあるのでしょうか?

ひとつは、独立開業の際に有利になる点があげられます。

冒頭で述べたような「退職したら、小さなカフェでも…」と考えている場合、きちんとした資格を持っていることで、自分のお店を開いた時に、たとえ飲食業界の経験がなかったり、浅かったりしても、安心感を持ってもらいやすくなるでしょう。

また、飲食店の開業にあたっては、「食品衛生責任者」の取得が必須となりますが、調理師であれば食品衛生責任者になるための講習会が免除され、保健所に申請するだけで資格を取得できます。

もうひとつは、老後も働く場合に、働く場所や働き方を選びやすくなる、という点です。

先ほども述べたように、飲食店、病院や福祉関連の施設、会社や学校の食堂や給食施設など、調理師が歓迎される場所は多くあります。くわえて、正社員、パート、アルバイトなどお店や施設によってさまざまな求人があるため、老後のライフスタイルにマッチした働き方を実現しやすくなるかもしれません。

最後に、栄養や調理に関する知識を深められるので、より健康な食生活を送る上でも役立つという点もあげられます。たとえ調理師として仕事することはなくても、健康寿命を伸ばし、老後をイキイキと過ごす助けとなることでしょう。

このように将来、老後に向けてのメリットもある、調理・食のプロフェッショナル、調理師。

飲食店の開業に興味を持っている、あるいは食に関わる仕事をしたいと思ったている、という方は、ぜひ調理師の資格取得について検討してみてはいかがでしょうか?

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