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NHKの朝ドラ「わろてんか」の舞台・明治時代にセカンドキャリアのヒントをみる

JENNIE 編集部
2017年12月20日

将来の雇用制度や年金制度について、多くの人が漠然とした不安感を持っていることが特徴ともなってきた現代。その不安感を払しょくするヒントは、NHKの朝ドラ「わろてんか」の舞台でもある明治時代にありました。

明治時代の働き方の変化を参考にしながら、定年以降も活躍できる方法を紹介します。

明治時代にヒント…セカンドキャリアの見つけ方

不透明な年金制度や雇用制度の変化などにより、誰しもが将来への漠然とした不安を抱えているのではないでしょうか。終身雇用が崩壊しつつあり、生活の基盤に安心を見出すことが困難になってきていることが、一つの理由として挙げられるでしょう。この不安感を打破するために何をしたらいいのかは、明治時代までさかのぼると見つけることができます。

江戸時代に士農工商という身分制度によって縛られていた職業観が幕府倒壊により崩壊し、新たに自分自身でビジネスチャンスを見つけてキャリアを形成していった時代が明治時代です。さらに、雇用されるだけでなく、自分で開業することができれば、リタイアのタイミングも年齢にとらわれることなく自由になります。

そんな明治時代における新しい働き方を開拓する方法を知れるのが、朝ドラ「わろてんか」(NHK)です。

吉本興業の創業者がモデル!「わろてんか」のあらすじ

現在放送中の朝ドラ「わろてんか」(NHK)は吉本興業の創業者・吉本せいの生涯をベースにして作られています。当時の時代背景や労働環境において、現代と似通っている部分もあり、セカンドキャリアを模索する姿がこれからの生き方を示唆するような内容となっています。

舞台は明治後期、薬屋の長女として生まれた藤岡てんは笑い上戸な性格。ある日、父親から笑うことを禁止され、味気のない日々を過ごすことになります。そこで出会うのが、笑いを愛する旅芸人の藤吉でした。ふたりはほどなく駆け落ちをしますが、藤吉は米問屋の長男であったため、結婚は許されなかったのです。

さらに、藤吉が家業に失敗し倒産。そのタイミングで、てんが「笑いを商売にしよう」と藤吉に持ちかけ、寄席の経営を始めるというストーリーです。

窮地に陥ったときに発想の転換をすることで、その後の人生を変えていけるという力強いメッセージが込められています。

意外と多い、明治時代と現代の共通点

時代はおよそ70年周期で繰り返されるという説があります。現代からおよそ70年前は終戦にあたり、さらに70年さかのぼると明治維新のころ。江戸時代から明治時代への転換とともに、当時の人々の暮らしが大きく変わりました。そんな明治時代と現代には、図らずも2つの共通項があります。

・終身雇用から成果主義へ
一つめの共通項は、人々の働き方が大きく転換している点です。

江戸時代では、「士農工商」という身分制度によって人々の暮らしが規定されていました。それぞれの家柄や住む土地によって身分が定められ、身分を超えた職業に就くことは許されません。しかし「士農工商」が撤廃された明治時代に入ると、職業を自由に選べるようになり、希望の職に就くために才覚をつけることが求められました。

話を現代に戻すと、2015年ころから一つの企業に勤めあげるという終身雇用が崩壊しつつあります。定年前に職を失う可能性も考えられ、そのリスクを減らすためにも、個人の実力を伸ばし、事業を始める人が増えてきているのです。

・生活基盤の変化
2つめの共通項は、生活における常識が変化している点です。

黒船の来航や開国によって生活のなかに西洋文化が急激に取り入れられたのが、明治維新期です。明治も後期になると、産業革命の煽りを受け、国内でも急速に産業が発達していきます。そのころ、新たな問題として長時間労働や低賃金がみられ、労働形態による格差が広がっていきました。

現代でも、IT化の加速によって人工知能の活用が見込まれる時代に入ってきており、生活が大きく変化するような兆しがあります。また、年金受給年齢の引き上げにより、生活基盤もこれまでとは異なってくる可能性が高いです。平均寿命が延びつつあるなかで、セカンドキャリアという選択肢も広まってきました。

このように2つの共通項をみていくと、従来の方法が通用しなくなった分、新しいアイディアを生み出せる人材が強い時代になってきているといえるでしょう。

現代の波に乗ってセカンドキャリアを始めよう

終身雇用の崩壊は見方を変えれば、自分の実力によって、自分の活躍できる場所を開拓できるということです。「定年まで一つの企業で働く」「定年後は年金で暮らす」という常識にとらわれることなく、多様な働き方ができるようになっていることが、現代の強みでもあるでしょう。

さらに、セカンドキャリアもどこかの企業に雇用される必要はありません。自宅を職場にしたければ、クラウドソーシングで培ってきた経験を活かす方法もあります。そこで新しく自分のやりたかった仕事を始めることもできるでしょう。

・パソコンとネット環境さえあれば家で起業できる
何か一つ秀でた才能や実力があれば、それを活かし個人事業主として開業してもいいかもしれません。パソコンとそれに伴うスキルやネット環境があれば、打ち合わせもメールで済ませることができます。

・起業に伴うリスクが少ない
有限会社や株式会社などは倒産した際にリスクが伴う場合がありますが、個人事業主であればその心配もありません。

・趣味を仕事に活かしやすい
イラストや写真などの趣味も仕事につなげることができます。クラウドソーシングサイト上ではさまざまな企業が募集をしており、従来は仕事に活かしづらかった趣味でも稼げるようになりました。

・自分の体力に合わせて働ける
自分のペースで自由に働けることもフリーランスの強み。体調を崩す前に、仕事を請け負う量を自分で調整できるため、無理なく働くことができます。

時代の波を逆手にとりながら、発想の転換をし、自分から率先して行動することでセカンドキャリアへの不安も解消することが可能です。

ーまとめー

今の働き方やセカンドキャリアについて不安に思った瞬間が、自分を変えるタイミングです。発想の転換をし、自分から行動を起こすことが重要となってきます。働き方の常識がなくなる時代だからこそ、自分の意志によってセカンドキャリアを好きなように形成することができます。自分の好きなことで働いていけるように準備していきましょう。

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