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人生100年時代のバイブル!「ライフシフト」ってどんな本?

JENNIE 編集部
2018年01月22日

世界的ベストセラーとして注目されているリンダ・グラットン氏の著書『ライフシフト』。

日本でも2017年に刊行されるや、大きな話題を呼びました。来るべき人生100年時代のバイブルともいわれる本書はどのようなことが書かれているのでしょう。

「ライフシフト」とは?注目されるわけ

『ライフ・シフト 100年時代の人生戦略』は、英国ロンドンビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏が2016年に刊行した本であり、本書は出版されるやたちまち世界中で旋風を巻き起こしました。2017年には日本でも翻訳出版され、ベストセラーになりました。

この本の中心テーマとなっているのは、サブタイトルにもあるように「これからの寿命100年時代に、どんな人生戦略をとっていくべきか」というもの。グラットン氏は多くの国で健康寿命が延びたことで、人生100年時代がやってくる、それを見越した上で今までとは違ったライフスタイルを模索していかなければならないと語っています。

長寿社会においての、働き方や学び方、結婚、子育てなどについて、具体的な提案が本書では記されています。それらを読み解くキーワードとして「マルチステージへの移行」、「無形資産の重要性」を2つ挙げており、人生100年時代の大きな柱となるとされます。

また、現在は65歳で仕事を引退するのが社会基準ですが、100年時代にあてはめれば35年という長い老後が残ることになります。こうした問題においても、戦略的に人生設計を行うことが重要である、としています。

「ライフシフト」の要点2つを解説

『ライフシフト』の内容のうち、ぜひ押さえておきたい2つのポイントがあります。それぞれの概要は以下のようになります。

・マルチステージへの移行 
これまで社会では、「教育→仕事→引退」という3ステージの人生を歩むのが一般的でした。しかし寿命が延びれば、仕事も長期化し、より多様性のある生き方が必要になってきます。それが本書でいう新しいステージ、マルチステージです。つまり、キャリアや人間関係について、今までの概念にとらわれない生き方が、マルチステージという考え方なのです。

・無形資産の重要性
人生100年時代では、有形資産(マイホームや現金、銀行預金など)だけでなく、目に見えない無形資産も重要になります。

この無形資産をグラットン氏は大きく3つに分類しています。「生産性資産」は、仕事に役立つスキルや知識など。高齢になったあとも仕事を得るためにも重要な個人の資産です。「活力資産」は生活の上で健康や友人、愛情といった人生に充実感を得て、前向きに進んでいくための資産です。

最後の「変身資産」は、新しいステージへと進んでいくための意志と能力です。これらを合わせたお金に換算できない無形資産が重要となってきます。

「ライフシフト」を自分の生活で実践するために

『ライフシフト』で語られている人生100年時代を迎えるにあたり、今から私たちにできることはどのようなことでしょうか。

・能力、スキルの開発
まず、自身が高齢になってからも、力を発揮できるように能力やスキルを今から学んでおくことです。また、会社員として勤めながら、自分の新たな能力を発揮できるような副業にチャレンジするなど積極的に活動してみるのも未来の自分への投資となるでしょう。

・健康寿命を延ばす
高齢になったあとも働いたり、生き生きと活動するには、当然健康が大事です。健康でいるために若いうちから運動や食習慣、生活習慣などに気を配っておくことが大切です。週に一回でもジムに行く、一駅分歩くといった小さな積み重ねが大きな健康へとつながることもあります。

・人間関係を大切にする
家族や友人とのつながりは生きる上でのお金には変えられません。こうした無形資産も人生100年時代には大きな財産となります。人間関係は一日で簡単につくれるものではありません。今から大切に培っておくことが大切です。

ーまとめー

『ライフシフト』は、人生100年時代をどのように生きるか、読んだ人に大きなヒントを与えてくれます。多様性が求められるこれからの時代のバイブルとして、今後も読み継がれていくことでしょう。

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