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パラレルキャリアって何?副業との違いも分かりやすく解説

JENNIE 編集部
2018年03月01日

新しい仕事のスタイルとして注目されている「パラレルキャリア」。

言葉自体はよく見聞きするけれど、その内容まではよく知らないという方向けに、言葉の定義や由来、副業との違いやパラレルキャリアの始め方について解説しましょう。

パラレルキャリアとは?その由来や社会的背景も解説

「パラレルキャリア」とは、欧米のビジネス・経済界で活躍した経歴を持つ経営学者、ピーター・F・ドラッカー氏によって生み出された造語です。

英語でパラレル(parallel)とは「並行」という意味で、パラレルキャリアとは、本業を持ちつつ、同時並行的に本業とは異なる社会活動を行うことをいいます。ここでいう社会活動には、将来の新たなキャリアにつながる仕事だけではなく、NPOやボランティアとしての活動なども含まれる点が特徴的です。

ピーター・F・ドラッカー氏は、1999年に発表した著書「明日を支配するもの」の中で、パラレルキャリアが必要とされる社会的背景についても述べています。

1つ目として、人の寿命が長期化する一方、企業寿命は短くなる傾向があり、長い定年後の有意義な過ごし方を考える必要があること。2つ目として、終身雇用制度が見直されつつある中で、働き方の多様化が進んでいることが挙げられます。

パラレルキャリアと副業の違いは?

本業を持ちながら、別の仕事を副業として行っている人は以前からたくさんいます。副業と、新たな概念として注目されているパラレルキャリアとでは、どのような違いがあるのか紹介していきましょう。両者の主な相違点としては、以下の2点が挙げられます。

■相違点1:収入が得られる活動かどうか
副業は、収入を得ることを目的として行う仕事です。一方、パラレルキャリアには、必ずしも収入をともなわない社会活動も含まれている点で副業とは異なります。たとえば、自分の夢を叶えるための自己投資活動は、副業と呼ぶことはできませんが、パラレルキャリアとしては十分に成り立つのです。つまり、副業より広い概念が、パラレルキャリアだと理解しておきましょう。

■相違点2:やりがいを優先する度合
パラレルキャリアでは、その活動自体にやりがいがあるかどうかが、最も重要となります。なりたい自分になるためにスキルアップを図ること、視野が広がるような経験を積むことなどが、パラレルキャリアを行う上での優先事項です。一方、副業では、やりがいというよりはむしろ、必要性に迫られてやらざるを得ない生活事情が優先される場合も多くみられます。

パラレルキャリアを実践するメリット・デメリット

パラレルキャリアを始めてから後悔しないためにも、そのメリットとデメリットを事前に確認しておくと安心です。主なものを紹介しましょう。

■メリット1:多様な経験ができる
今まで密かにやってみたいと考えていたことも、パラレルキャリアに向けて行動を起こせば、実現できるかもしれません。可能性は無限に広がっています。

■メリット2:新たな人脈が得られる
今の仕事では会えない人々とのつながりが生まれるのも、パラレルキャリアの魅力です。自分と同じ目的や想いを抱く人々との出会いは、将来への大きな財産となります。

■メリット3:起業や副業の下準備ができる
起業や副業を考えている人は、まず手始めとしてパラレルキャリアを行ってみるのも有効な選択肢のひとつです。実践に即したスキルを身につけて、下準備をすることができます。

■デメリット1:会社の就業規則に違反する可能性
勤務する会社によっては、就業規則で兼業や本業以外の社会活動を制限しているところもあるので、注意が必要です。

■デメリット2:スケジュール管理の難しさ
パラレルキャリアと本業とで2つ以上の社会活動をしていれば、時間的にも不足する可能性が考えられます。心身を健康に保つためのスケジュール管理も課題です。

パラレルキャリアはどのように始めたらいい?

これからパラレルキャリアを始めるにはどうしたらよいか、ポイントを解説していきましょう。

■ポイント1:自分の考えをまとめる
パラレルキャリアとして、何でも自由に取り組むことができる環境にある人であっても、思いつくままになにかを始めるのは得策ではありません。限られた時間や予算を有効に活用するためにも、実際に行動を起こす前に、やってみたいことや夢を書き出し、自分のキャリアに関する考えを整理しておきましょう。

パラレルキャリアでの経験が将来に活かされるよう、自分なりの方針や目標を決めておくと、考えがぶれにくく取り組みやすい傾向があります。

■ポイント2:各種イベントへの参加
いきなり自分ひとりで行動を起こすことが苦手という人は、すでにあるボランティアや非営利団体のイベントに参加することから始めてみましょう。新たに飛び込もうとしている世界がどのようなものか、実体験をすることで、次の行動につながるヒントやきっかけ、人脈を得ることが可能です。

ーまとめー

パラレルキャリアについて概要が理解できたら、都合が良いタイミングで自分なりのパラレルキャリアにチャレンジしてみませんか。今の仕事以外に注力できることが見つかれば、人生が何倍も豊かに感じられるものとなりでしょう。

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