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働き方改革で何が起こる?目的と概要を解説

JENNIE 編集部
2019年04月22日

「働き方改革」という言葉はよく耳にしますが、なんのために、どのようにして行われているのかよくわからない人も多いのではないでしょうか。社会人なら知っておきたい働き方改革の概要や目的と、これからの社会の変化について解説します。

働き方改革って何?

日本の人口は2008年を境に減少してきています。そこで心配されるのが労働力不足です。その労働力不足の解消を目的とした政府の施策として「働き方改革」が2019年に施行されました。正式には「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」といい、ニュースなどでは「働き方改革関連法案」とよばれています。

働き方改革の内容は多岐にわたりますが、主に雇用形態の格差是正・労働時間の見直し・労働環境の柔軟化が挙げられます。それと同時に、労働生産性の向上と賃金の引き上げを目指した政策も推進しています。

働き方改革によって、決まった場所で決まった時間仕事をするという従来の制度が変わりつつあります。多様な働き方ができるようになると、子育て中の女性や、親の介護、体力的な理由などからフルタイムで働くことが難しい人でも仕事に就くことが可能です。

また、余暇が増えることでキャリアアップのための勉強や、趣味の時間を持つことができるなど私生活が充実し、個人におけるメリットも期待できます。

働き方改革で変わる社会その1

働き方改革によって企業はさまざまな変化を求められています。働き方改革の具体的な取り組みをご紹介します。

・正規雇用と非正規雇用の格差是正
正規雇用、非正規雇用などの形態に関わらず、基本給や賞与、昇給などの格差をなくし、同じ労働に対しては同じ賃金を支払うことを目指しています。

また、研修などの教育や福利厚生などの格差についても同様で、労働者は雇用形態にとらわれず仕事をすることが可能になるのです。企業にとっては人件費や教育費の負担が大きくなりますが、将来的に戦力となる人材が増えることが期待されます。

・長時間労働の是正
長時間労働は労働者の体力を奪い、体調不良や心の病気を生む原因となるものです。時過労死や自殺など、死に至るケースもあります。

働き方改革のなかでは、時間外労働時間の上限を原則として「月に45時間、年360時間」と定めており、特別な事情などで年360時間を上回る場合でも年720時間までです。

労働時間の減少は人手が不足している企業にとって生産力の低下にもつながるため、労働力確保のための政策などと並行して行うことが課題となっています。

働き方改革で変わる社会その2

・高齢者雇用の促進
65歳以上で実際に働いている高齢者の割合は約2割ですが、働きたいと考えている60歳以上の割合は6割を超えるという国の調査結果が出ています。そのため、定年後の継続雇用や定年延長の支援が必要です。

再就職のための支援や、高齢者が働ける場所を見つけるためのマッチング支援も必要で、高齢者雇用を積極的に行う企業に対する支援も検討されています。

・テレワークの活用
子育てや介護など、決まった時間と場所で働くことが難しい人のために、テレワークの活用が注目されています。自宅など会社に行かなくても仕事ができるため、それまでさまざまな事情で仕事に就くことができなかった人でも仕事をすることが可能です。

情報管理や労働時間など管理面で課題はありますが、柔軟な働き方ができる環境づくりの一環として期待されています。

実例を紹介!変化した労働環境

企業では実際にどのような取り組みが行われているのでしょうか。ここでは、実際に行われている取り組みをご紹介しましょう。

・イケア ジャパン
2014年に人事制度を改め、全社員を正社員に転換しました。それまで7割近くいたパートタイムの労働者を短時間の正社員とし、「同一労働同一賃金」の制度を導入。

・コストコホールセール ジャパン
正社員とパートタイムの従業員を同じ時給制にしました。また、職種や働く場所などを希望することができる「社内公募制度」を導入し、社員のキャリアアップと管理職の育成に役立てています。

・ソフトバンク
「スーパーフレックス」制度を導入し、仕事の状況に応じて日ごとに始業時間と終業時間を変更できるようにしました。また、在宅勤務が可能な社員の対象を拡大し、在宅勤務が認められる回数も増やしています。

そのほかにも、事業所内に保育園を開設する、リモートワークを全社員に導入して社内勤務と在宅勤務の垣根をなくすなど、さまざまな取り組みが行われています。

ーまとめー

働き方改革によって、雇用形態などでの格差がなくなり、個人の労働力が評価される時代に変化してきています。自分の勤めている会社がどう変わっていくのかを考え、その変化に対応できるよう自分の働き方を見直してみてください。

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