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後輩や部下が会社を辞めないために。退職理由を知っておこう!

JENNIE 編集部
2019年02月21日

新卒入社の若者が会社を辞めていくのは、本人はもちろん採用した会社にとっても大きな痛手です。また、可愛がっていた後輩や部下が辞めてしまうのはとても寂しいものですよね。若者はなぜ早々に見切りをつけて仕事を辞めてしまうのでしょうか。

若者の退職理由を知ることで、企業や先輩社員としての改善点が見えてくるかもしれません。

若者が自己都合で退職する割合

就職や転職をしてから、おおむね3年以内に離職することを「早期離職」といいます。この割合について、厚生労働省から毎年発表されているのが「学歴別卒業後3年以内離職率の推移」です。

1989年(平成元年)から2013年までの推移は、中卒で6割前後、高卒、短大卒で4割前後、大卒では3割前後となっています。平成に入ってから大きな推移はありませんが就職した全体の3割以上が自己都合により退職をしています。「入社3年で離職率3割」というのがよくいわれる数字です。

この割合は企業規模や属性により異なり、社員数が5人未満の会社では59.1%、30~99人では38.8%、1000人以上では24.3%と会社規模が大きいほど早期離職率が低いのがわかります。これは福利厚生の充実や給与面で満足度の違いなど、会社規模が大きいほど働くうえで不満が出にくいという理由が考えられます。

企業の採用活動において入社予定者を採用するにあたりかかる費用は平均で約45万円といわれており、早期離職者が出ることは会社側にとって大きな損失となります。

若者が退職する理由

厳しい就職活動を乗り越えやっと入社したにも関わらず、若者はなぜ3年以内という短い期間で会社を去ってしまうのでしょうか。ここでは、厚生労働省が4~5年ごとに不定期で実施している「若年者雇用実態調査」(2013年度版)をもとに企業を辞めた理由で回答の多かったものをご紹介します。

・労働条件や休暇の条件が良くなかった
退職理由として最も多かったのが、労働条件に関するものです。長時間労働や休日出勤といった入社前には気づくことのできない労働時間の長さが、プライベートの時間の減少や給与面への不満となり離職へとつながっているのです。

・人間関係が良くなかった
2番目に多かったのが人間関係に関するものです。何か悩みがあるときに気軽に相談できる上司がいない、社内の雰囲気が悪いなど日々の仕事のなかで避けることができない労働環境の悪さをあげる人が多くいるのが現状です。

・仕事内容が自分に合っていなかった
最近の若者は仕事をしていくなかで面白さを求める人が多くいます。働く前はやる気に満ちあふれていた新入社員も、実際に働いてみると仕事に面白さを感じることができないという理由で早期離職を選ぶことも少なくありません。

これらの退職理由の調査は直近が2013年のものとなっており、最新のものが2019年に公開される予定です。若者の仕事に対する考え方の変化や、企業の労働条件改善への取り組みによる変化について最新版もチェックしておきたいですね。

後輩や部下が退職しないようにするためには

若者の早期離職を防ぐには、ともに仕事をしていくなかで実際にどのようなことを意識したら良いのでしょうか。具体的な方法についてご紹介します。

・コミュニケーションを活発に
まずは新入社員でも意見のいいやすい職場環境や、上司や先輩に悩みなどを相談できるよう普段からコミュニケーションを多く取ることが大切です。また、常に新入社員を気にかける配慮や、同じチームの一員としての意識を持たせる工夫も重要といえるでしょう。

・採用段階におけるミスマッチをなくす
採用時には企業のよい面ばかりを見せるのではなく、労働環境の現状などをしっかりと伝えることを心がけましょう。これにより相互理解が深まり、実際に働いてからの長時間労働や給与面での不満により早期離職を決める若者を減らすことができるといえます。

・やりがいを見出す
新入社員は働き始めの頃、研修など学ぶ面が多く、自分の存在が会社の利益につながっているというようなやりがいを見出すのはなかなか難しい環境にいます。そうしたなかでも、目標を持つことで仕事に対するモチベーションをアップすることができるはずです。目標の大きさに違いはあっても、社員みんなで目標に向かって仕事をしていくなかで仲間意識も高まっていくでしょう。

ーまとめー

若者の早期離職はいまに始めったことではありませんが「最近の若者は、やる気や根性がない」といっているだけでは退職率の改善は望めません。早期離職は退職する本人にとっても企業にとってもデメリットが多くあります。もちろん働く側も入社前に仕事に対する認識をしっかり持ち、ミスマッチをなくす努力が必要です。

若者の退職理由から見えてくる企業側や先輩社員としての改善点を認識し、お互いに働きやすい環境づくりに努めていきたいですね。

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