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知っていますか?冬に空気が乾燥する理由

JENNIE 編集部
2019年01月21日

冬といえば、「乾燥の季節」と連想する方は多いのではないでしょうか?

肌荒れや風邪やインフルエンザが猛威を振るう原因にもなる「乾燥」。でもなぜ、冬は乾燥をするのでしょうか?

知っておきたい冬の乾燥の理由と、乾燥がもたらすデメリットについてご説明します。

乾燥の理由(1)水分量

私たちを取り巻く空気には、水分が含まれています。目には見えないこの空気中の水分は、温度によって含まれる量が変化します。

温度が高いときには水分量は多くなり、温度が低いときには水分量は少なくなります。つまり、寒くて気温が低い冬は、空気中の水分量が一年で最も少ない季節というわけなのです。空気中の水分量が少なければ当然湿度も下がり、空気が乾燥するというわけです。

乾燥の理由(2)シベリアからの風

冬になると、シベリアから日本にマイナス50度にもなる季節風が流れ込みます。この低温の季節風自体は乾燥しているのですが、日本海を通過したときにジメジメした空気を吸収し、多くの雨や雪を降らせます。日本海側で雪が多いのは、このためです。日本海側で水分を放出し雪を降らせた季節風は、山を越え太平洋側に入るときには、非常に乾燥した冷たい風になります。

この乾燥した空気が太平洋側に流れ込むため、太平洋側の空気は乾燥するのです。天気予報でよく聞く「冬型の気圧配置」や「西高東低の気圧配置」は、日本海側では大雪をもたらし、太平洋側には乾燥した空気が流れ込む状態を指しています。

乾燥の理由(3)エアコンの暖房

ただでさえ自然現象から乾燥しやすい状況になっている冬ですが、寒ければ暖房器具を使って部屋を暖めます。暖房器具のなかでも、エアコンを使って室内を暖める場合、さらなる乾燥の原因となってしまうのです。

湿度が低い状態を、「乾燥している」といいますが、この湿度とは、大気中に含まれている水分量の割合を指し、%で表記されます。先ほども述べた通り、気温が高ければ空気中に含むことができる水分量は増え、気温が低ければ空気中に含むことができる水分量は減ります。

つまり、エアコンを使って空気を暖めると、空気が含むことができる水分量も増えます。しかし、どんなに空気が水分を含める状態になっても、実際に水分が存在しなければ空気中の水分量は増えません。水分量に変化がないのに気温だけ上昇すれば、当然湿度は下がります。これが、エアコンを利用すると湿度が下がる原因です。

エアコンは空気を暖めて室内の温度を上げますが、水蒸気を供給する機能はありません。こうしたエアコンの仕組みが、乾燥を加速させてしまうのです。

空気が乾燥すると何が起きるの?

空気が乾燥すると、何が問題なのでしょうか?

1つ目の問題点は、肌の乾燥です。

冬に肌が乾燥する理由は、低温乾燥の気候にあります。人間の肌は、皮膚から分泌される皮脂と呼ばれる脂や水分、汗腺から出る汗などによってしっとりとした感触を保っています。暑い夏の時期には肌はベタベタになりがちですが、これは皮脂や水分、汗が分泌されている証拠。しかし低温乾燥の冬では、皮脂などの分泌量や放出量が低下してしまいます。

さらに乾燥した空気は皮膚中に含まれている水分も奪ってしまうため、冬は肌が乾燥しやすくなってしまうのです。エアコンの効いた室内では、特に注意が必要です。

2つ目の問題点は、体調不良や病気のリスクが高まることです。

冬は風邪が流行りますが、風邪の原因の80%から90%はウイルスです。約200種類以上あるといわれる風邪のウイルスですが、空気が乾燥する冬はウイルス内の水分量も減るため、比重が軽くなりウイルスが空気中を浮遊しやすくなります。ウイルスが多く浮遊すれば、その分人の鼻や口などの粘膜に付着しやすくなり、冬は風邪が流行りやすくなるのです。

また、インフルエンザウイルスは温度が20度以上で湿度が50%から60%の空気中では感染力が低下しますが、湿度が40%未満では半数以上が生き残ってしまうため、空気が乾燥する冬にはインフルエンザが流行するのです。また、空気の乾燥は喉や鼻の粘膜も乾く状態を引き起こすため、抵抗力が弱まり、ウイルスが感染しやすくなってしまうのです。

もうひとつ気をつけたい症状は、かくれ脱水です。空気が乾燥した冬は、皮膚からも知らず知らずのうちに水分が失われています。水分補給を意識していないと、冬場でも脱水症状を起こすことがあるということを覚えておきましょう。

ーまとめー

冬の乾燥がなぜ起こるのか、どういう弊害があるのかをご説明しました。乾燥に対しては、加湿器を使ったり、肌の保湿ケアを入念にしたりするなど、しっかりと対策が必要です。また、適度な換気も心掛け、きれいな空気にして感染症から身を守る、ということも大事。乾燥対策をしっかりとして、元気に冬を乗り切りましょう。

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