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緊急地震速報が鳴ったら? 揺れがくる前にできること

JENNIE 編集部
2018年11月15日

携帯やテレビから突然流れる緊急地震速報。聞き慣れない音にドキッとした人も多いのではないでしょうか。地震速報が鳴ってから、実際の揺れが起こるまでは、数秒から数十秒だといわれています。そんな短い時間に何をしたらいいのか戸惑ってしまう人も多いことでしょう。

今回は、緊急地震速報が鳴ってから数秒の間にどんな行動をとれば自分の身を守れるのか、考えてみたいと思います。

緊急地震速報のしくみ

そもそも、なぜ揺れる前に地震を検知することができるのでしょうか。

地震が起こると、揺れが地震波という波になり地面を伝わっていきます。地震による揺れは、P波とS波という2種類の波により起こっており、地震の被害をもたらす大きな揺れは、主にS波によるものです。

P波はS波よりも早く伝わる性質があるため、先にP波を検知することで、大きな揺れがくる前に危険を知ることができるのです。
全国には、270カ所の地震計と、800カ所の地震観測網が設置されており、日々、地震の観測を行っています。

自宅で緊急地震速報を聞いた場合の対処法

では、緊急地震速報が鳴った場合、どのような行動をとればいいのでしょうか。

自宅にいるときは、地震で家が傾くと扉が開かなくなり、逃げられなくなる恐れがあります。戸を開けて、避難経路を確保しましょう。
家具の倒壊や落下物の危険もあります。そのため、クッションやカバンで頭を保護し、丈夫な机の下に隠れることも一つの方法です。大きな家具から離れる、家具のない部屋に避難するといったことも大切です。

さらに、キッチンで食事の支度をしている際には、火事の危険を避けるため、火を消しましょう。しかし、キッチンは冷蔵庫や電子レンジ、包丁など危険なものがたくさんあるため、火元から離れているときは無理にキッチンに消しに行かないようにしましょう。最近は、地震が起こると自動で止まるガスコンロも多いので、自動で止まっている可能性もあります。

窓ガラスは、割れて破片が飛び散る恐れがありますので近づかないようにしましょう。
普段から家具は固定し、地震が起きたらすぐに避難できる安全な部屋を作っておくことが重要です。

外出先で緊急地震速報を聞いた場合の対処法

外出先では、どのような行動をとったら良いのでしょうか。

屋外にいるときは、ブロック塀や自動販売機が倒れる恐れがあるため、すぐに側から離れます。また、建物の看板や割れた窓ガラスが落下してくるかもしれないので、ビルや建物から離れ公園などの広い安全な場所へ避難しましょう。

運転中は、周りの車も緊急地震速報に気がついているとは限らないので、急ハンドルや急ブレーキは危険。ハザードランプをつけ、周りの車に知らせながら、緩やかに速度を落とすことが大切です。また、地震により車外に放り出されないように、普段からシートベルトはしっかりつけておきましょう。

山や崖付近にいる場合は、山や崖が崩れてくる危険があります。危なそうな場所からはできるだけ離れるようにしましょう。

エレベーターに乗っているときは、エレベーターが停止し、中に閉じ込められる危険があります。すぐにすべての階のボタンを押し、止まった階で速やかに降りましょう。

駅やデパートなど、人の多い場所では、パニックになり非常口に人が殺到してしまうとかえって危険です。係員の指示にしたがい、冷静に行動します。

海岸付近にいる場合は、津波の心配があるためすぐに高台へ避難しましょう。

ーまとめー

緊急地震速報が鳴ってから、実際に揺れがくるまでは、数秒から数十秒です。そんな短い時間では何もできないと思うかもしれませんが、その数秒でどう行動したかにより、結果は大きく変わってくるかもしれません。

緊急地震速報が鳴ったときに、どのような行動をとるかを普段からイメージしておき、いざというときに最善の行動ができるようにしておきましょう。

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