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マイナス金利について知ろう!概要や影響を簡単に解説

JENNIE 編集部
2018年10月30日

最近、ニュースで「マイナス金利」という言葉をよく耳にするようになりました。しかし、マイナス金利とは何か、私たちの生活にどのような影響があるのか、具体的によく知らない人も多いのではないでしょうか。

今回は、マイナス金利について、その内容や、私たちにどのような影響をもたらすのかを解説していきたいと思います。

マイナス金利とは?なぜ導入されたの?

通常銀行にお金を預けると、預けたお礼として利息がつきます。景気の良かった頃は金利も高く、お金を銀行に預けるだけで多くの利息を手に入れることができました。マイナス金利とはその逆で、お金を預けると、預金に応じて利息を払わなければならないシステムです。

ただし、これは私たち個人と金融機関の話ではなく、中央銀行である日本銀行と金融機関の話です。そのため、私たち個人が銀行に利息を払うわけではありません。

では、なぜこのようなシステムが導入されたのでしょう。

通常、金融機関は日本銀行にお金を預けています。マイナス金利になると、銀行は日本銀行にお金を預ければ預けるほど、多くの利息を払わなければならず、損をしてしまうようになります。損をするくらいなら、企業や個人に貸し出して、金利で収入を得たほうが得だと思わせることが狙いです。

そうなれば、企業や個人は銀行からお金を借りやすくなり、経営を拡大しやすくなりますので、結果として日本の経済を活発化させることができます。企業の利益が増えれば、従業員の給料も上がるため、消費に積極的になることで、経済成長を促すことが目的です。

私たちの生活に影響はある?マイナス金利のメリット

マイナス金利は、私たち個人にはどのような影響をもたらすのでしょうか。

まずは、マイナス金利政策が導入されてから、銀行は企業や個人がお金を借りやすくするために金利を下げました。そのため、住宅ローンや車のローンを借りやすくなったといえます。

既に、高い金利でローンを借りている場合は、借り換えることで返済総額を安くできる可能性があります。住宅を建てる人や、賃貸住宅経営に乗り出す人が増えたため、不動産業界にも潤いをもたらしているようです。

また、低金利が続くと円安になる傾向があり、観光業界や旅行業界にも良い影響が出ると考えられています。円安の影響が大きく反映する輸出業界にも、良い影響を与えることが考えられ、業績の向上が期待されています。

マイナス金利のデメリット

マイナス金利によるデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

まずは、銀行は出費を減らすため、普通預金の利息を大幅に下げました。そのため、もともと少なかった利息がさらに低くなってしまい、普通預金はほとんど利息がつかないような状態になってしまいました。同時に、定期預金も普通預金よりは金利が高いとはいえ、以前よりだいぶ下がってしまいました。

預金の金利が低いというデメリットに対する対策として、金利の良い銀行に変更するというのもひとつの方法です。銀行によって金利は違うため、一度それぞれの銀行の金利を調べて比べてみるのも良いかもしれません。

また、マイナス金利により、金融機関が金銭的に圧迫され続けることで、利息をさらに下げたり、銀行の手数料を上げたり、何かしら私たちの生活に影響をおよぼす対策をするのではないかと懸念されています。

マイナス金利は、2%のインフレ率を達成することを目標に導入されました。しかし実際のところ、期待していた効果はまだはっきりと現れておらず、しばらくマイナス金利は続くようです。目標が達成されれば、また政策が変わってくることでしょう。

ーまとめー

マイナス金利は、私たち個人にとって、メリットもデメリットもある政策です。マイナス金利のことをよく理解し、メリットは大いに活用し、デメリットには対策を考え、上手に利用していきましょう。

また、こまめにニュースに耳を傾け、日本の経済状況や政策など、旬な情報をしっかり集め、自分のすべき対策を考えていくことが大切です。

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