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花火のうんちく4選!花火に関する豆知識を紹介

JENNIE 編集部
2018年07月17日

夏といえば花火!夏になると全国各地で花火大会が催されます。わずか数秒の間美しく咲き、消えていく花火。その刹那的な美しさ。花火は日本の夏の風物詩のひとつです。

そんな花火に関する、誰かに教えたくなる豆知識をご紹介します。

花火のルーツは?

花火の原点はのろしだったと伝わっています。その後花火の原料となる火薬が中国で発明され、ヨーロッパに渡り、ルネサンスが興った14世紀のイタリアで、キリスト教の行事の見世物として現代のような色鮮やかな花火が始まったといわれています。

文献に残っている記録では、日本で初めて花火を見たのは伊達政宗です。1589年、天正17年の7月に米沢で、伊達政宗が花火を楽しんだという記録があります。

その後、1613年、慶長18年に徳川家康は長崎に商館を建てたイギリス人から花火を献上され、徳川御三家藩主と駿府城で花火を見たという記録が残っています。徳川家康の花火鑑賞をきっかけに、全国の諸大名を通じ花火が広まっていったそうです。

花火の掛け声「たーまやー」、「かーぎやー」って何?

「たまや」も「かぎや」も江戸時代に活躍した花火屋の屋号です。元々は鍵屋が江戸で花火屋を開いたのが始まりです。鍵屋の七代目の時の番頭が優秀だったため、玉屋という屋号を付けてのれん分けをしました。このふたつの花火屋が競演する際人々が「たーまやー」、「かーぎやー」と声援を送り、掛け声となり広まったといわれています。

しかし玉屋は残念ながら、火事を出してしまったことで江戸から追放され失業してしまいました。一方鍵屋は現在も続いており、2018年現在、15代目がのれんを守っています。

花火の名前「玉名(ぎょくめい)」って?

花火大会のプログラムを見ると、打ち上げられる花火の名前、玉名が記載されています。

例えば「昇小花付芯入菊先青紅光露」などです。一見すると漢字がずらりと並び、何のことかわからない玉名も、然るべき個所に区切りを入れてみると、どんな花火なのかを表しているということがわかります。

この例の場合、「昇小花付/芯入/菊/先青紅/光露」と区切ります。昇小花付は、花火が上昇する時の変化を表し、芯入は芯の構造、菊は花火の形状の種類、先青紅は星と呼ばれる光や光彩の種類と変化形、光露は消え際の様子を表しているのです。

つまり、「昇小花付芯入菊先青紅光露」は、上昇中にいくつか小さい花が咲き、親星の内側に最低1つの芯がある菊の形状で、星の先の方で青から赤に変化し、消える直前にパッとひときわ明るく一瞬輝く花火、ということになります。

花火の形状の種類で代表的なものに、「菊」「牡丹」「柳」があります。「菊」は、星が丸く菊の花のような形状を描き、玉の中心から外へ長く尾を引くように広がるのが特徴です。一方「牡丹」は星が尾を引かず、パッと光って消えます。どちらも「割物」といわれる形式で作られています。「柳」は、星の発光時間が長く、星がしだれ柳のように尾を引き、下に落ちていきます。

花火の名前から、どんな花火なのか予想して花火を見てみるのも楽しいかもしれませんね。

花火を彩る色はどうやってつけている?

現代の花火は、花火玉の中に詰められる星を構成する元素などの炎色反応を利用してカラフルな色を作り出しています。元素によって炎の色が異なり、ストロンチウム化合物で赤、ナトリウム化合物で黄色、バリウム化合物で緑、銅化合物で青に発色します。マグネシウムやアルミニウムなどの化合物で強い白色を出すこともでき、火薬の燃焼温度が高いほど明るくなります。

新しい色の開発は年々進んでおり、化学の実験のように繰り返し試行錯誤され、多彩な色が生み出されています。毎年新作花火が発表される裏側には、花火作家さんや、花火師さんたちの努力があるのです。

ーまとめー

花火を詳しく知れば更に花火大会を楽しむことができるのではないでしょうか。家族や友人に豆知識を披露しながら、美しい花火を眺めてみてください。

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