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現在のお金と将来のお金で価値が変わる?時間価値について知ろう

JENNIE 編集部
2019年11月21日

今手元にある100万円をそのまま使わずにとっておけば、金額に変化はないと計算しなくても理解できるでしょう。しかしファイナンスの視点で価値を考えると、今日の100万円と10年後の100万円では金額に変わりはありませんが、価値は異なるのです。今回はファイナンスの基本である、お金の時間価値についてご紹介していきます。

今日の100万円と1年後の100万円が違う?

今日の100万円と1年後の100万円の価値が異なるとは、どういうことなのでしょうか?
お金の価値は、金利や物価などが関わることで変動していくものです。例えば物価が1%上昇して、インフレが起こったとしましょう。物価が上がると、お金の価値が下がります。つまり、今日100万円で買えた商品が、翌年には商品価値が1%上がったため、101万円支払わないと買えなくなってしまうということです。毎年物価が1%上昇していくと、今日100万円分の価値があるお金でも、10年後には90万円分の価値しかなくなってしまいます。金額は減っていないのに、資産価値としては目減りしてしまうのです。
反対に物価が下がった場合はデフレになります。そのため物価は下がり、反対にお金の価値は上がります。現在の100万円が、110万円分の価値を持つこともあるでしょう。
お金の価値は、金利も関わってきます。例えば利息が年1%つく定期預金に、100万円を1年間預ければ、利息がプラスされるため、将来の価値は100万円以上になります。金額に変化はないけれど、価値が変わってしまうしくみは、主にこのようになっているのです。お金も株のように、さまざまな要因で価値が変わっていきます。

将来や現在のお金の価値を計算してみよう

ただ今ご紹介したようにキリのいい数字であれば、将来の価値を簡単に計算することが可能です。しかし、現実はそうキリのいい数字ばかりではありません。続いては、将来の価値や現在の価値の計算方法をご紹介します。
将来価値は、まず現在価値に1+収益率を、計算したい年数分かけます。例えば100万円を年5%の利回りの金融商品で運用した場合、5年後の価値を計算してみましょう。100万円×1.05×1.05×1.05×1.05×1.05となり、将来価値はおよそ127万円となります。
反対に、将来100万円分の価値になる現在の金額はいくらになるのかという計算方式は、割り算で表されます。将来価値から1+収益率を年数分割っていくのです。先ほどの例と同じように、年5%の利回りで、5年後に100万円分の価値となる現在価値は、100万円÷1.05÷1.05÷1.05÷1.05÷1.05でおよそ78万円となります。
長期間になると計算が複雑になり、ややこしく感じるかもしれませんが、ネット上には簡単に計算してくれるツールもあるため、簡単に換算できます。

将来価値は投資の判断基準になる

将来のお金と現在のお金の価値が変わる理由や、計算方法をご紹介しました。
お金の時間価値は、「ディスカウントキャッシュフロー(DCF)」とも呼ばれています。しかし、このお金の時間価値が、日常生活で頻繁に使われるのかというと、必ずしもそうとは限りません。時間価値を知っていなくても、日常生活は過ごせます。では何に使われるのかといえば、投資の世界です。将来価値は先ほどの計算式でご紹介したように、複利で増えていきます。そのため、自分が目をつけている金融商品や運用方法の時間価値を計算することで、その商品が自分の望む利回りを期待できるのか否かの判断基準になります。資産運用に関する商品は多いため、判断基準を持つことは大切です。

ーまとめー

今回は、現在と将来で変わるお金の価値について、理由や計算方法をご紹介しました。時間価値の知識は、資産運用をするうえで役立つものです。投資はリターンが期待できる分、リスクも受け止めなければなりません。ファイナンスの基本である時間価値についても、きちんと勉強して資産運用に役立てましょう。

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