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社会保険料が上がる?社会保険料の仕組み

JENNIE 編集部
2019年09月05日

毎月のお給料、なぜか手取り額が減っていると感じたことはありませんか。その原因は、納めている社会保険料にあるかもしれません。一生懸命働いて受け取るお給料。いくら支給され、どんな物が引かれているのでしょうか。手取り額が減るからくりをみてみましょう。

社会保険料とは

よく耳にする社会保険ですが、具体的な内容を理解できていますか。まずは社会保険の中身についてみていきましょう。
社会保険とは、国民の生活を保障するための制度です。国が定めている物であり、安心して利用できます。社会保険はいくつかの種類に分類され、医療保険に年金保険、ほかにも介護保険や労災保険、雇用保険などがあります。
医療保険とは、会社員は健康保険、自営業などの方は国民健康保険に加入することで、医療費の自己負担が一般的には3割負担になるという物です。自治体によっては子どもの医療費が無料になるところもあります。次に年金保険とは、老齢で働けなくなったときに適用される保険で、いわゆる老後に受け取る年金とよばれる物です。会社員は、厚生年金保険、自営業の方は国民年金保険に加入します。介護保険は、40歳以上の方には加入する義務がある物です。加入していることで、介護が必要となったときには1割負担で介護サービスが利用できます。労災保険は勤務中の怪我などに対して支払われる物、雇用保険は失業時に給付金を受け取ることができる物です。このように手厚い保障が受けられる理由は、社会保険があるからなのです。
ところで社会保険料は、どのように決まっているかご存じでしょうか。入社してすぐの人であれば、社会保険料はお給料の見込み金額から算定されます。翌年以降は、4月から6月のお給料の平均額から、社会保険料を算定するための「標準報酬月額」が決まります。7月には標準報酬月額から社会保険料が決定し、10月分から反映されるのです。

社会保険料が上がる理由

4月分のお給料は、3月に働いた分の報酬ですよね。3月といえば、多くの会社では年度末でとくに忙しい時期でもあります。そのため、残業が増えてしまい、いつも以上にお給料が増えるということが起こります。4月から6月のお給料の平均額から決まる社会保険料。4月のお給料が増えることで、平均額は自然と上がってしまうのです。
ほかにも社会保険料が上がる理由があります。社会保険料を決めるうえでの報酬は、基本給だけを指しているのではないということです。お給料には基本給をはじめとし、残業手当や住宅手当、役職手当などの各種手当も含まれます。手当の額が増えることも、社会保険料が上がる理由になるのです。
たとえば、異動などで勤務先が遠方になった場合、通勤手当が大きく増えることが考えられます。支給された通勤手当は、通勤費として使ってしまいますので、基本的には手元には残らない物ですね。しかし報酬を考えるうえでは増えた通勤費分を含めて計算しますので、報酬が増え、社会保険料が上がってしまいます。その結果、手取り額が減ってしまうのです。

社会保険料が上がっても損をしているわけではない

社会保険料が上がることは、手取り額が減る点では家計にとってダメージも少なくはありません。しかし長い目でみると、損をしているわけではないのです。そもそも国民の生活を維持するために定められた社会保険です。社会保険料が上がることで、メリットがあるのではないでしょうか。
標準報酬月額が上がることで、社会保険料もアップしますが、増えた分受け取る給付金の額もアップします。将来支給される年金額が増えますし、出産手当金や育児給付金なども増えます。しっかり社会保険料を納めた分だけ将来自分に戻ってくるのです。

ーまとめー

社会保険料が増えてしまうからといって、残業代を調整したり異動を断ったりことは難しいですよね。やりくりをしながら、社会保険料の増額に対応できる家計を目指せると良いですね。

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