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所得税控除が魅力のiDeCo。専業主婦が加入する際の注意点

JENNIE 編集部
2019年02月26日

iDeCoの加入者が年々増加しています。iDeCoは、仕事をしている人だけではなく、専業主婦も加入できるようになりました。では、専業主婦がiDeCoに加入するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

iDeCoとは

はじめにiDeCoについてご紹介します。

iDeCoとは個人型確定拠出年金のことをいい、自分で金融商品を選択して運用します。そして最終的に60歳以降に、老後の資金として受け取ることができるのです。加入できる人は、会社員はもちろんですが、公務員や自営業、さらに専業主婦も対象となります。年々加入者が増えているiDeCoですが、加入するメリットが3つあります。

1.積み立てた全額が所得控除の対象
年収や積立期間によって節税される金額は異なりますが、加入している間は受けることが可能です。会社員であれば年末調整で、自営業であれば確定申告で申告します。大きな節税効果になることでしょう。

2.運用利益が非課税に
投資信託などによる資産運用の場合、運用利益に対して20%程度の税金がかかります。しかしiDeCoで運用した場合には、運用利益が非課税になるのです。運用利益が上乗せされて運用されていくため、効率的にお金を増やすことができます。

3.受け取るときも一定額までなら非課税
60歳以降に受け取るとき、一時金として受け取る方法と、年金として受け取る方法の2種類があります。いずれの場合でも税制上もメリットがあるのです。まず一時金として受け取る場合には、退職所得という扱いになり退職所得控除が受けられます。そして年金として受け取る場合には、公的年金等控除の対象となります。

3つの節税効果をご紹介しましたが、加入対象者である専業主婦は所得がありません。そのためメリットの1つ目にある、所得控除を受けることができません。しかし、節税におけるひとつの恩恵を受けられないとしても、加入するメリットはあるのです。

専業主婦がiDeCoに加入する意味

そもそもiDeCoの目的は、老後の資産づくりをするということです。そのために国民の多くが加入できるようになっています。自分の老後のために、自分で資産形成をしておくことは重要なことなのです。運用利益が非課税になることや、受け取り時に非課税になることに変わりないので、将来に向けて積み立てておくことは、無駄ではありませんね。

また、専業主婦であっても、将来仕事を始めるかもしれません。ご自身で厚生年金保険料を支払い、なおかつiDeCoの積立金を捻出することができるかもしれません。そうすることで、老後に受け取る年金を増やすことができるのです。
ほかにもNISAやつみたてNISAを検討されてみることも、良い方法かもしれませんね。

退職後、専業主婦になった場合

会社員の場合、条件はありますが、月々の積立金額の上限は2万3,000円です。共働きともなると、上限に近い積立金額を捻出することは容易であるかもしれません。しかし退職して専業主婦になると、同じ金額を捻出することが難しくなることがあります。

iDeCoは基本的には、60歳になるまで脱退も受け取ることもできません。そのため、毎月の積立金額を下げて運用することを検討してみると良いでしょう。積み立ては毎月5,000円から始められ、1,000円単位で増やすことができるので、家計に合わせてできることもメリットのひとつかもしれません。

また、積み立てをストップすることもできます。いままで積み立ててきた資金で運用するという意味です。ただし、積み立てをストップしたとしても、月々の手数料は発生しますので、可能な限りは続けたいですね。

もうひとつ、退職前の会社で企業型確定拠出年金に加入していた場合、iDeCoへは自分で資産を動かす必要があることも知っておきましょう。再就職したときには、再度iDeCoから企業型確定拠出年金へ移行することも可能です。

ーまとめー

iDeCoは、ご自身の老後のための資金づくりです。メリットとデメリットを理解し、ご自身のできる範囲のなかでiDeCoの加入を検討されてみてはいかがでしょうか。

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