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ものの価値は変わる?今と昔、消費者物価指数を比べてみよう

JENNIE 編集部
2018年11月05日

ものの値段は日々変化しています。今の〇〇円は昔の××円、というような比較した場合、今の金額の方が大きくなっていることがほとんどです。今と昔の物価はどれくらい違うものなのでしょうか。消費者物価指数を知ったうえで、身近なものの物価の推移をみてみましょう。

消費者物価指数とは?

物価指数とは、物価の基準となる品目を定めて年ごとにそのものの価格がどれくらい変動しているのかを表す数値です。消費者物価指数のほか、企業物価指数と小売物価指数の3種類があり、中でも消費者物価指数は英語の「Consumer Price Index」を略してCPIと表記されることがあります。

消費者物価指数は、消費者が実際に品物やサービスを購入する際の価格の変化をみるための指標となるものです。消費者物価指数の対象となるものには、食料品や日用雑貨など実際の品物に加え、通信量や授業料などのサービスを販売するものも含まれています。数多くの物価から算出されている消費者物価指数は、年金の改定など国や地方自治体の経済政策や、企業の価格面での戦略に利用されているのです。

消費者物価指数はある基準となる年の物価を100として考え、100よりも大きければ物価は上がっていることを表し、100よりも小さい場合は物価が下がっていることを表します。消費者物価指数をみることで、物価がどのように変化しているのかが把握しやすくなります。

物価指数はどうやって計算されているの?

物価指数は総務省によって毎月発表されていますが、どのようにして計算されているのでしょうか。ここからは物価指数の計算方法を解説します。

物価指数は基準となる年の1年間の月平均とされています。例えば2015年に購入したものの月平均が30万円だったとして、同じ品物を2016年の11月に購入して31万円だった場合、前の年に比べて物価が1万円上がったことになります。2015年の30万円を基準値の100として31万円だった場合を比例計算すると103.3となり、これが2016年11月の物価指数ということになるのです。

物価の違いは、
基準となる年の物価指数÷比較したい年の物価指数
という計算で求めることができます。調べたい2つの年の物価指数がわかれば、物価がどのくらい変化しているかを割り算だけで知ることが可能です。

また、消費者物価指数が出されるようになったのは1947年からですが、その前の消費者物価指数は、
前年の物価指数 = 今年の物価指数 ÷ (1+今年の物価変動率)
という計算式で求められています。

ラーメンの価格の推移をみてみよう

日々変化している物価ですが、今と昔でどれくらい価格が変化しているのかを、ラーメンの価格を例にみてみましょう。

東京での物価の推移を表している「国や東京都による統計資料」によると、1962年では48.5円、1963年では51.1円です。その後、1965年には62.9円、1970年は96円と上昇し続け、1975年では211円、1980年では311円と上げ幅が大きくなっています。

1985年には383円、その後5年ごとに437円、484円、515円と徐々に上がっており、2003年では561円です。この辺りから上げ幅は落ち着いてきていますが、2008年は588円、2010年は594円と上がり続けています。1962年から2010年までの間にラーメンの価格は12.2倍です。

また、うどんは1962年の38.1円から2010年の595円で15.6倍、カレーライスは1962年の78.2円から2010年の742円で9.5倍になっています。電化製品など、発売当初は高価でもその後大量生産できるようになるなどして価格が下がるものもありますが、食べ物に関してはほとんどの場合で物価が上昇していることがうかがえます。

ーまとめー

物価が上昇するということは、同時にお金の価値が下がっているとも考えられ、物価を知ることはお金の価値を知ることにもつながります。さらに、物価の変動は家計にも大きく影響してくるものなので、こまめにチェックして大まかにでも把握しておくと良いでしょう。

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