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意外と知らない年金の仕組みについて紹介!病気やケガをして障害が生じた時に支給される年金とは?

JENNIE 編集部
2018年09月19日

国民年金や厚生年金は老後の生活資金だけだと思っていませんか?実はそれだけではありません。病気やケガによって障害が生じたときにも支給される仕組みがあります。

障害年金の仕組みや、どのような状態のときに支給されるのか、審査内容について簡単にご紹介します。

障害年金とは?

公的年金は20歳以上の全ての国民に加入義務があります。国民年金は自営業や主婦、学生が加入し、厚生年金はサラリーマンなど会社員が加入。共済年金は公務員等が加入します。

これらは老後の生活を支えるための老齢年金だけではなく、現役の世代であっても、病気やケガをして障害の状態となったとき、生活を支えるために年金が支給されます。それが、障害年金です。

支給対象は、視覚障害、聴覚障害、肢体不自由のほかに、がんや糖尿病、心疾患などの内部疾患によって長期療養が必要となり、日常の生活に制限を受ける状態となった場合も含まれます。障害者手帳を持っていなくても障害年金を受けることができます。

この障害年金には、障害基礎年金、障害厚生年金、障害共済年金の3種類があり、障害の原因となる病気やケガで初めて病院を受診したときに被保険者だった年金制度により、障害年金の種類が変わります。

障害年金の支給要件とは?

原因となる病気やケガの初診日が、国民年金の被保険者期間中の場合(20歳未満および60歳以上65歳未満の被保険者資格を失った後も含む)は障害基礎年金が、厚生年金の被保険者であれば障害厚生年金が、共済年金の被保険者であれば障害共済年金が支給されることとなります。

障害基礎年金は、初診日が20歳未満の人は20歳になったときに、20歳以降の人は、初診日から1年6か月経過したときに障害等級表1級2級の場合に支給されます。

厚生年金と共済年金の被保険者の場合、国民年金の被保険者でもあるため、障害等級が1・2級の場合は障害基礎年金もあわせて支給となります。また、初診日に厚生年金の被保険者だった場合に支給される、障害手当金もあります。初診日から5年以内に治り、治った日に障害厚生年金または障害共済年金を受けるより軽度の障害で、厚生年金保険法で定める程度の場合に支給されます。

障害年金額は年金の種類や障害の程度、配偶者の有無等によって異なります。

障害年金の審査内容について簡単に解説!

障害年金は、添付書類と支給要件、障害の程度について審査されます。
添付書類は、住民票やマイナンバーカードなど本人確認書類や銀行口座の書類、配偶者の所得証明書等、家族に関する書類です。
支給要件は、初診日要件と保険料納付要件を満たしているか、受診状況等証明書などから初診日の確認をし、保険料の納付状況等、支給の対象者かどうかを審査します。

障害の程度は、認定医が認定基準に基づき、医師の診断書、本人の申告による病歴・就労状況等申立書の内容からどの等級に該当するかどうかを審査します。

障害年金が支給される障害の程度、障害等級(1~3級)は、国民年金法施行令および厚生年金保険法施行令によって定められており、身体障害者手帳の等級とは異なります。

障害等級の1級は入院や在宅介護が必要で、日常生活のほとんどに他者の介助が必要となる状態、2級は他人の助けを借りる必要はなくとも日常生活は極めて困難な、労働で収入を得ることができない状態、3級は日常生活には支障がないものの、労働には制限を受ける状態をいいます。

ーまとめー

障害年金は、本人または家族による支給申請の手続きによって支給を受けられます。障害年金を申請してから結果が通知されるまでは約半年かかるといわれています。手続きは複雑なので、病気やケガによる障害の状態がわかる資料などを持ち、年金事務所やねんきんダイヤルへ、事前に相談してみましょう。

万が一、自分や家族が障害の状態となり、働くことができなくなってしまったときに、こういった制度もあることを知っておくことは大切かもしれませんね。

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