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意外と知らない年金の安心できる仕組みを紹介!残された家族がもらえる給付金とは?

JENNIE 編集部
2018年09月13日

みなさんは、厚生年金や国民年金、共済年金など、いずれかの年金保険料を支払っていますよね。なかには年金は老後のための資金だと思っている人が多いのではないでしょうか。

実は、年金は亡くなったときにも、「遺族年金」として受け取ることができることをご存知ですか。これは残された家族にとっても大切な仕組みですね。

こちらでは、遺族年金の仕組みについて具体的にご説明します。

遺族年金制度の仕組みを紹介

遺族年金とは、家族の生計を支える被保険者が亡くなった場合に、家族の生活を守ることを目的とした公的年金です。遺族年金のいくつかの種類があり、「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」の2種類が代表的です。

過去には「遺族共済年金」も存在していましたが、2015年10月以降に遺族厚生年金と一元化されました。ですが、その年の9月末までに遺族共済年金を受けていた人に関しては、引き続き受給できます。

また、遺族基礎年金と遺族厚生年金のほかにも、これらを受給することができない方に対して支給される「寡婦年金」や「死亡一時金」、および「遺族補償年金」など聞きなれないものもいくつかありますので次でご紹介します。

職業によっても受給できる年金が異なっています。これを機に整理し、理解できるようにしましょう。

遺族年金がもらえる条件とは?もらえる金額と期間についても紹介

では、遺族年金のそれぞれの内容と受給条件について、順にみてみましょう。

・遺族基礎年金
被保険者が亡くなったとき、18歳未満の子供がいる場合に支給される年金です。子供が18歳になった年の3月31日まで支払われます。自営業、会社員または公務員に関わらず支給される遺族年金のひとつでもあります。ただし、子供を支えることを目的とした年金であり、子供がいないときには支給されることはありませんので注意が必要です。

受給するには、保険料の未納期間が加入期間の3分の1未満である必要があります。また、老齢基礎年金の受給資格が満たされていることも条件であり、保険料の納付や免除の期間が合計で25年以上である必要があります。

納付額は、77万9,300円に子供に対する加算額を加えた額になります。子供に対する加算額は、1人あたり22万4,300円です。3人目以降は1人あたり7万4,800円となります。

・遺族厚生年金
厚生年金保険に加入している被保険者が亡くなった場合に支給される遺族年金であり、子供がいない場合でも支給されるものです。遺族厚生年金には遺族共済年金が一元化されているため、会社員だけでなく、公務員にも支給されます。

遺族基礎年金と同様、保険料の未納期間が加入期間の3分の1未満であること、受給資格が25年以上であることが必要です。
納付額は、被保険者が受け取る予定だった額の4分の3が支給されます。妻に対しては一生涯支給され、子供に対しては18歳の年度末まで支払われます。受給期間は、妻の年齢が30歳未満の場合は5年になりますので、注意が必要です。

・寡婦年金
遺族基礎年金や遺族厚生年金のどちらもの受給資格を持たない人に対して支払われます。自営業で子供がいない場合です。
給付条件は、第1号被保険者としての加入期間が10年以上であることがひとつです。妻の年齢が60歳から65歳までの間に、本受け取る予定だった額の4分の3が支給されます。

・死亡一時金
老齢基礎年金などを受け取ることなく亡くなった方が受け取ることができる年金で、1回限りの支給です。受給するには、第1号被保険者が36か月以上保険料を納付している必要があります。

遺族年金はどこに申請するの?

遺族年金の申請は、加入する年金の種類によって異なるのでご紹介します。

・自営業の方
お住まいの市町村の担当窓口に相談します。まずは死亡届を提出する必要がありますので、そのときに申請の手続きについて確認しましょう。

・会社員の方
各都道県の年金事務所へ申請します。相談については、年金事務所の窓口へ直接赴くほかにも、日本年金機構が運営する「ねんきんダイヤル」へ電話する方法や、文書による方法もあります。ただし、亡くなった方の家族である本人確認が必要です。

・公務員の方
会社員の方と同様、年金事務所へ申請します。共済年金には、「国家公務員共済組合」「地方公務員共済組合」および「私立学校教職員共済組合」があります。該当する組合へ相談することも可能です。

ーまとめー

遺族年金は受給の対象や条件など、複雑な部分がありますね。今の段階でご自分がどのパターンに属するのか、受給条件はどうなっているのかを、あらかじめ知っておくことで、より安心できるのではないでしょうか。

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