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雇用保険のメリットとは?仕組みについてもわかりやすく解説

JENNIE 編集部
2018年07月23日

お給料の中から、雇用保険料が引かれていることをご存知ですか。毎月引かれているものですが、いったいどのようなものなのでしょうか。また、私たちにとって雇用保険へ加入するメリットは、何なのでしょうか。

そこで、こちらでは雇用保険制度の仕組みとメリットについて、具体的にご説明します。

雇用保険とは

まず雇用保険とは、社会保険制度のなかのひとつです。労働者が失業するなどの理由で所得の源泉を失ったり、雇用が困難になったりする場合に、失業等給付を受けられる制度です。生活および雇用の安定や就職の促進を目的としています。

また、労働者が職業に関係のある教育訓練を受けた場合にも受けられます。ほかにも、失業の予防や雇用機会を増やすための事業や、労働者の能力の開発や向上を図るため事業の実施も雇用保険の機能です。

雇用保険は、労働者を雇用する事業には加入する義務があります。政府が管轄する公的な制度であり、原則として強制的に適用されるものなのです。

保険料については、雇用保険料率によって決められ、一般的な事業においては、労働者負担が0.3%と決まっています。毎月の給与が20万円の人では600円、30万円の人では900円という計算方法です。

また、事業主も労働者の給与の0.6%にあたる保険料の負担してくれています。給与が20万円の場合では、事業主の負担が1200円となり、労働者負担の600円と合算して1800円が雇用保険料となるのです。

雇用保険に加入するのはどんな人?

一定の加入要件を満たしている労働者は、原則として加入する必要があります。本人や事業主の希望の有無や、労働形態には関係なく加入でき、パートやアルバイトでも加入できるのです。では、加入するのはどのような人か見てみましょう。

まずは、一週間の所定労働時間が20時間以上であること。また、31日以上の雇用見込みがあることも条件のひとつです。このどちらにも該当する労働者は、すべて被保険者となります。

ただし、季節的に一定期間のみ雇用されるような場合は、適用されないことがあるので注意が必要です。この場合には、4ヶ月を超えて雇用されることと、一週間に30時間以上の労働時間であることの条件を満たしていると、被保険者となります。

また、複数の会社で働いていることもあるかもしれません。雇用保険は、ひとつの会社で加入要件を満たしている必要があります。主には、生計を維持するための給与を受けている方の会社で加入することになります。どちらの会社も加入要件を満たしていないときには、加入することはできません。

雇用保険加入のメリット

雇用保険と一言で言っても、受けられる給付はさまざまです。まずは、離職したときの基本手当です。失業中の生活を心配することなく仕事を探し、1日でも早い再就職のために支給されるものです。給付を受けられる期間は、離職した時の年齢や離職した理由、雇用保険の加入期間などによって異なります。

基本手当は求職者給付と呼ばれる給付の種類に該当し、就職する意思があることと、就職できる能力があると認められた状態であることを前提としています。就職する意思がある状態で、受給者本人やハローワークが努力しているにも関わらず、就職できない場合に給付されるものです。

そのため、病気やけが、出産などですぐに就職することができない場合は、受給することができませんが、受給期間を所定の日数だけ延長することができます。それに加え、けがや病気で15日以上働くことができない場合は、基本手当を受けられない間の生活の安定のために、傷病手当を受けることができるので安心です。

ほかにも、雇用継続給付として育児休業給付や介護休業給付があります。育児休業給付は、こどもを療育するために育児休業を取得したときに、1歳または1歳2ヶ月になる前日までに給付を受けられる制度です。

介護休業給付は、家族を介護するために休業した場合に、受給できます。給付の種類によって受給できる条件が異なりますので、もし迷われるときやわからないことがあるときには、ハローワークに気軽に相談してみることをおすすめします。

ーまとめー

どの給付も、失業中に安心して生活するために支給されるもので、誰もが要件を満たしていれば受けられる心強い制度です。いざというときのために知っておくことで、不安が少しでも解消するといいですね。

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