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差額ベッド代とは?意外にかかる入院費用のしくみについて知っておこう

JENNIE 編集部
2018年07月06日

万が一病気やけがで入院することになったときの心配は計り知れません。体の心配はもちろん、負担する費用についても気になるところです。入院にはどのくらい費用がかかるのか、前もって知っておきましょう。

入院にかかるおもな費用

まず入院にかかる費用について具体的にご紹介します。

・治療費
治療内容によって異なりますが、代表的なものは処置や検査の費用です。ほかにも投薬や点滴、注射の費用も治療費に含まれます。手術が必要な場合も、これにかかる費用やその後のリハビリにかかる費用も治療費です。

・入院基本料
入院1日ごとにかかる費用です。基本料金のようなものを意味します。医師の診察や、看護師による看護や管理、部屋代などを含んでおり、入院した日数分支払います。

・食事代
一食あたりの負担額が決まっており、利用した回数によって算出した金額です。特別食などの場合は加算されることもあります。

・差額ベッド代
入院は数人単位の大部屋を利用することが基本です。部屋代は入院基本料に含まれていますが、事情により個室を利用した場合などには追加料金として差額ベッド代を支払います。

・その他諸費用
入院中に必要な着替えやパジャマのレンタル費用です。ご家族の交通費や、病院内にある洗濯乾燥機を利用するときにも費用がかかる場合があります。またテレビをみるためにカードを購入したり、雑誌などを購入したり娯楽費として使うことも考えておきたいですね。

入院費用で健康保険の対象となるのは?

このように入院にはさまざまなお金がかかります。しかし入院費用は、健康保険でカバーできる部分があるのです。

一般的な治療費と入院基本料は、健康保険を利用して窓口では3割負担での支払いとなります。食事代は健康保険の対象外ですが、一食あたりの負担額が比較的安価に設定されているようです。差額ベッド代や先進医療に係る費用も健康保険の対象外です。入院1日あたりの自己負担額は20,000円前後という統計も出ています。

長期の入院となると、費用がかさんできます。そこで、利用したいのが高額療養費制度です。

高額療養費制度とは、ひと月の医療費の支払いが一定額を越える場合に、超えた金額が支給されるという制度です。年齢や収入によって上限額が決まっています。自己負担額に上限がある点で、負担の多い入院に対して心強い制度と言えます。ただし、高額療養費制度においても食費や差額ベッド代、先進医療にかかる費用などは対象外となるので注意しましょう。

また、公的な健康保険の場合は、一旦支払ったあとに申告してから支給されることが一般的です。まず高額療養費制度について知っておき、申告を忘れないようにすることが大切です。

入院費用で負担の大きな差額ベッド代とは?

入院費用の内訳にある差額ベッド代ですが、実は入院費用の中でも負担が大きいもののひとつです。理由のひとつに、健康保険や高額療養制度の対象外であることがあります。

差額ベッド代は1〜4人部屋を使用したときに発生します。平均金額は、4人部屋を使用する場合は1日あたり平均2,414円、3人部屋では2,863円、2人部屋では3,108円、1人部屋を使用する場合には1日あたり7,828円です。全体を平均してみても1日あたり6,155円かかることになります。

また浴室付の個室や、オーブンレンジが完備されているような設備の整った部屋ほど負担額が多くなる傾向があります。

差額ベッド代を支払ってでも個室や少人数の部屋を利用したいと希望される方が多くいます。精神的なゆとりが欲しかったり、面会に小さな子どもが来たりと事情はさまざまあるようです。入院期間が長くなるほど負担額も多くなるので、知っておきたいポイントです。

ーまとめー

突然のけがや病気で入院する可能性もありますね。もしものときに心強い高額療養費制度もあります。入院したときにいくらかかるのか、おおよその費用を知っておくことで前もって準備しておけると良いですね。

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