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貯蓄の平均はどれくらい?みんなそんなに貯めているの?

JENNIE 編集部
2018年06月04日

まわりの世帯の懐具合、気になりませんか?自分の世帯の貯蓄額は、平均と比べてどうなのだろう?なかなか聞けない話だからこそ、知っておきたいものです。

総務省の家計調査のデータを参考に、一般的な世帯の貯蓄の平均額をご紹介します。

2人以上の世帯の貯蓄の平均額は?

平均貯蓄額のデータとしてよく用いられるのは、総務省が毎年5月に発表する家計調査の統計での「平均貯蓄額」の数字です。この統計の調査は2人以上の世帯を対象に行われています。ただし、「2人以上の世帯」が、夫婦なのか、親子なのかはわかりません。

総務省が2017年5月16日に発表した、2016年の2人以上の世帯の平均貯蓄額の平均値は1,820万円で、4年連続で上昇しています。同じ統計で、2人以上の世帯のうち、勤労者世帯に限った平均貯蓄額は、平均値が1,299万円でした。こちらは前年に比べ減少しています。

貯蓄の中央値は平均値より下がる

平均貯蓄額を見て、自分の世帯との違いに愕然としてしまった方もいるかもしれません。しかし、平均貯蓄額には「平均値」と「中央値」という二つの数字があります。先程ご紹介したのは「平均値」です。「平均値」は、そのまま単純に平均を求めて出した数字です。対して「中央値」は、数字を小さい順から並べたときに、真ん中にくる数字を指します。

2016年の2人以上の世帯の平均貯蓄額の中央値は、貯蓄を保有している世帯で1,064万円、貯蓄が0の世帯を含めると996万円です。実際の家計調査のデータを見ると、平均値の1,820万円を下回る世帯が3分の2を占めているということがわかります。つまり、平均値は、一部の高額な貯蓄のある富裕層世帯や高齢者世帯が、数字を引き上げているのです。

実際の感覚としては、中央値の方がずれは少ないといえるでしょう。2人以上の世帯のうち、勤労者世帯に限った平均貯蓄額の中央値は734万円で、勤労者世帯の方が平均貯蓄額は平均値、中央値共に少ないという結果が出ています。

総務省の家計調査では、世帯主の年齢や収入ごとに分かれたデータもあります。自分の条件に近いデータを参考にしてみると、自分の世帯がどのくらいの位置にいるかがわかりやすいでしょう。自分の条件に近い世帯のデータを見てみると、実際はそれほど貯蓄額に差がないということもあるかもしれません。

統計上「貯蓄」に含まれているものとは

平均貯蓄額と聞くと、銀行などの預貯金を想像される方が多いのではないでしょうか。しかし、実際には、平均貯蓄額には預金だけでなく、株式などの有価証券や、生命保険など貯蓄型保険の解約返戻金のようなものも含まれています。

政府統計ポータルサイトのe-Statで、「<貯蓄・負債>貯蓄及び負債の1世帯当たり現在高」の統計表の表番号8-1から8-13の表を見てみると、貯蓄の項目には、普通預金や定期預金のほかに、株式投資や投資信託、生命保険なども含まれていることがわかります。このことから、この統計表は、貯蓄というよりもむしろ金融資産のデータに近いということがわかっていただけると思います。

自分の現在の預貯金額だけで、平均貯蓄額よりも少ないと思われていた方は、保有している株式や、生命保険の満期時受取金額なども入れて計算し直してみてください。改めて出た貯蓄額を、平均と比べてみるようにしましょう。

ーまとめー

ニュースで平均貯蓄額を聞いて、平均の数値のあまりの高さにショックを受けていたという方も、データの見方を変えて、自分の世帯により近い条件のデータを指標とすることで、必要以上の不安から解放されるのではないでしょうか。

また、平均的な貯蓄額を知っておくことで、自分達の貯蓄プランを見直すきっかけにもなると思います。老後の生活を考えると、お金に関する心配は尽きないもの。無理なく、将来に向けての不安を少しでも解消できるような貯蓄ができるといいですね。

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