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【人気ドラマから見る仕事と給料と将来】相棒編~杉下 右京さんの場合

カトウマモル
編集/ライター
マーケティングコンサルタント
2017年12月07日

「なんだか昔に戻ったみたいですねえ」

とある日、テレビをつけていたら聞こえてきた、なんだか聞き覚えのある声。あれ?

そうでした。2017年秋ドラマ注目の作品のひとつ「相棒」。2018年春まで、2クール放送予定…って、もうseason16になっていたんですね。

2000年に放送されて以降、絶大な人気を誇り、もはや定番となっているこのドラマの主人公が、警視庁特命係の係長、杉下右京その人です。

ぶっちゃけ、右京さんってどれくらい給料もらってるんでしょうね?
※ここでは演じる水谷豊さんではなく、杉下右京の設定を現実に当てはめて考察します。

杉下右京の職業・立場は?

さて、杉下右京の職業は?

ええ、そうです。警察官です。とくにドラマをご覧になったことのある方ならここは異論のないところでしょう。

ただ、警察官といっても、いろいろ。

みなさんも刑事ドラマなどでご存じかもしれませんが、キャリアとノンキャリアでも全然ちがいますし、巡査→巡査長→巡査部長→警部補→警部→警視→警視正→警視長→警視監→警視総監と階級も細かく分かれています。

さて、肝心の右京さんですが、season1が始まった時点では以下の設定だったようです。

・年齢:46歳
・役職:警部(最初は警部補という設定だった?)
・国家公務員I種試験に合格し警察庁に入庁→要するにキャリア組

※ 出典:Wikipedia

明治時代にヒント…セカンドキャリアの見つけ方

ん?season1(2002年)時点で46歳ってことはseason16では何歳なんだろう…?

とか、

そもそもキャリア組で40代半ばで警部や警部補というのは通常ありえない(自動的にもっと出世しちゃうのが普通)

とか、

そんなこんなでドラマの設定を現実に当てはめると結構いろいろ出てくるようで、諸説考え始めるとキリがないですのでここでは、46歳・警部(キャリア組)として話を進めます。うん。

season16の右京さんはもっと給料もらっているかもしれませんが、あしからず。

気になる給料を推定!

さて、そんな杉下右京さん(初期)の給料は果たしていくらくらいなのでしょうか。

限られた情報から推定していくしかありませんが、警察庁のキャリア組(国家公務員)の場合、人事院で定めている「公安職俸給表」というものにしたがって基本給が決定されることになるようです。

そもそもの設定自体に多少の無理があるので、当てはまる場所を探すのも一苦労。ざっくり見ていくと、おおよそ40~45万円(月額)程度が基本給といえそうです。

ただしこれは基本給の話。このうえに各種手当がつきますので、月収としてはさらに数万円は上乗せされると考えたほうが良さそう。

さらに一般的には年に合計4~5ヶ月分の月給と同程度の手当(ボーナス)も支給されるのだとか。このあたりを考慮したうえで給料を推定すると、以下のとおりとなります。

・月収:45~50万円
・年収:800~900万円

とはいえ、警察において一般的なキャリア組の出世コースに乗っていれば、40代半ばでは年収

1000万円を超えることが想定されるようで、やはり右京さん、いろいろとやらかしすぎているのかもしれません…。

定年退職したら、退職金は?想定額は○千万円!

さて、そんな右京さんがもし無事に定年を迎え、退職したら、退職金はいくらもらえるのでしょうか?(無事に定年を迎えそうにない気もしますが、それは一旦置いておきましょう)

国家公務員の場合、退職手当は以下の数式で計算されることが決まっています。

・退職手当=基本額(退職日の俸給月額×退職理由別・勤続期間別支給率×調整率)+調整額

※ 出典:内閣人事局

支給率や調整率も定められているので、計算自体はとくに問題なし。

…なのですが、肝心の「退職日の俸給月額」がわかりません。これは困った。ひょっとしたらここから一気に出世して右京さんが警視総監になっちゃうかもしれませんし…むむむ。

ということで、参考となってしまうのですが、大体国家公務員の平均的な退職金(退職手当)の額がどれくらいなのか調べてみました。内閣人事局の資料によると、定年退職者の平均額は2181万円。

※ 出典:内閣人事局

どうやら、2000万円くらいの退職金はもらえる見込みといえそうです。それに加えて、老後の厚生年金も、以前の制度である共済年金の影響を受け、職域加算部分などが支給される分の上乗せが期待できることでしょう。

まあ、右京さんの場合、あの神がかった頭脳と推理力を生かせば、定年とか関係なくなにかしらの仕事はできそうですが、退職金や年金などの面でも比較的恵まれていると言えそうです。

なんだか、相棒に出ている杉下右京その人を見ていて「公務員」感はあまりしないわけですが、こうして給料や退職金について考えると、「あー、公務員なんだなあ」とふと実感したりしますね。

公務員については情報公開がなされているため、ある程度調べれば、キャリア組の国家公務員である右京さんの場合、給料がどれくらいまで上がりそうなのか、退職金がどれくらいもらえそうなのかなど、老後や将来に向けた資産形成の参考情報は比較的多く得られました。

一方、会社員の場合、そうした情報に接する機会があまりなく、「先輩がこうだった」というような話を小耳に挟む程度になりがちかもしれません。まずは一度、自分の勤め先はどうなのか、給料がだけではなく、退職金や年金制度などについても、情報収集してみてはいかがでしょうか?

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