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20年・30年後に発生するかも!家を購入した後の修繕費に注意しよう

JENNIE 編集部
2017年12月15日

新居を購入したとき、これから始まる住宅ローンを払い続けることに目がいきがちです。しかし、住宅ローンさえ完済すれば、それで安心なのでしょうか。実は住宅ローン以外にも大きなウエイトを占める住居関連費用に修繕費があります。

今回は、その修繕費について詳しくみていきましょう。

家のローンを完済しても安心できない理由は「修繕費」にあり!

新しい持ち家に住み始めたとき、すぐに修理の心配をされる方は少ないと思います。しかし、10年、20年と住み続けると、老朽化はまぬがれません。外壁の塗り替えを放っておくと、ある日突然壁が崩れ落ちた、なんてことも起こりえます。

また、老朽化による修繕だけでなく、戸建ての場合はシロアリ対策、マンションの場合はエレベーターなど定期的にメンテナンスが必要なものもあります。これらの費用は、固定資産税などの税金と一緒で、住宅ローンを払い終えた後も、住み続ける限り必要な費用です。

したがって、住居関連費用=住宅ローン、で家計を管理していると後々困ったことになります。

住み始めて35年後、やっと住宅ローンを完済して自分のものになったと思っても、大規模なリフォームが必要となってきます。また、その頃には年金生活に入っている方も多いでしょう。持ち家が原因で老後破綻に陥った、ということにならないためにも、住み始めた頃から住宅ローンの返済と並行して修繕費用をコツコツと貯蓄しておくと安心です。

家の修繕費が発生するわけと修繕の具体例

建築技術の進歩などによって、木造住宅で60年以上、マンションにいたってはそれ以上長く住み続けることができるようになりました。しかし、これはあくまでも適切なメンテナンスや修繕を行った上でのこと。資材や設備にも耐用年数はありますから、その期間を過ぎても放っておくと、壊れたり機能が果たせなくなったりします。

耐用年数については、建設会社に問い合わせたり、設備の取り扱い説明書などで確認したりしておきましょう。

では、具体的にどんな修繕やメンテナンスが必要なのでしょうか。戸建ての場合、一般に屋根の葺き替えは30~35年ごと、外壁の塗り替えは15~20年ごと、バルコニーの修繕・塗り替えは約15年ごと、シロアリ予防・駆除は約5年ごとが目安になります。また、設備としては、給湯システムの交換・メンテナンスが約10年ごとなどです。

マンションの場合、外壁の塗り替えやエレベーターの修繕など、共用部分については、月々支払う管理費や修繕積立金から支払われます。この管理費や修繕積立金は、住宅ローン完済後も住み続ける限り必要です。一方、給湯システムの交換など専有部分については、自己資金でまかなうことになります。

修繕費やリフォーム代金の目安はどのくらい?

先ほどご紹介した修繕やメンテナンスについて、それぞれ代金の目安をみていきましょう。
たとえば、延べ床面積が約100㎡の木造一戸建ての場合、屋根の葺き替えは約110万円、外壁の塗り替えは約70万円、バルコニーの修繕・塗り替えは約20万円、シロアリ予防・駆除は約10万円、給湯システムの交換は約20万円です。

先ほどの耐用年数に達したときにそれぞれ修繕していったとすると、35年間の合計は約450万円。家の広さや状態によっては、さらに高額になることも予想されます。

修繕に加えて、住宅ローンを35年で組んでいたとすると、支払い終わる頃にはちょうど家族構成の変化や老年期の生活に対応した、大規模なリフォームが必要になってきます。

たとえば増築・減築やバリアフリー化などが挙げられます。リフォーム代金の目安としては、戸建ての平均契約金額が約840万円、マンションは約600万円です。また、戸建ての約5割が1000万円以上のリフォーム契約金額、マンションの約8割が500万円以上になっていることからすると、やはり新居に住み始めた頃からの備えが必要だといえます。

ーまとめー

外壁の塗り替えや給湯器の交換など、一定期間ごとに発生するのが修繕・メンテナンス費用です。さらに、老後を迎えた頃には大規模なリフォームが必要な場合も多くあります。これらの修繕費用、リフォーム費用をまかなうには、早くから予備費を準備しておくと安心です。

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