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【人気ドラマから見る仕事と給料と将来】ドクターX編~「御意!」でおなじみ外科副部長、海老名 敬さん

カトウマモル
編集/ライター
マーケティングコンサルタント
2017年12月21日

「私、失敗しないので」

人気のドクターX、5期に入っても相変わらず大門先生のかっこよさが光ります。

医師免許がない仕事は「いたしません」で一刀両断する大門先生のお金事情を…と思ったのですが、フリーランスなんですよね。そうなるとかなり特殊なケースになってしまう予感が。そういえばキューバにいたとか、軍医や船医も経験しているとか、経歴も特殊すぎますし…。

※ちなみに労働条件は勤務時間8:00 – 17:00・年俸約1200万円・時間外労働は時給3万円・医師免許の必要ない業務はしないというものだそうです…。

でもドクターのお金事情ってなんとなく気になるなあ、と思ってドラマを見ていたら、いましたいました手頃な…じゃなかった、良い事例になりそうな方が。

そう、今日も元気に「御意!」と言ってる総合外科副部長の海老名先生。2期から登場し、もはやおなじみの顔となっている海老名先生のお金事情を、ちょっと探ってみましょう。

御意!が言えないと働けない!?大学病院の外科医

現在のドクターXの舞台は、東帝大学病院。他の医学系大学病院を傘下に治め、全国各地に分院や研究所を持つ、日本最高峰の大学病院として描かれています。

大学病院においてはヒエラルキーが確立していて、やはり「御意!」と言えないと、本院で出世していくことは難しいのでしょうか…。

さて、今回お金事情を探っていく海老名先生。いつも主人公の大門未知子にしてやられている、引き立て役のイメージですが、よく考えると、傘下にたくさんの病院を持つ日本最高峰の大学病院で総合外科副部長を務めているのですから、相当な(少なくとも出世の面では)やり手といえるでしょう。

ちなみに、Wikipediaで2期からの海老名先生の経歴がまとめられているのですが、波瀾万丈すぎてもうどうまとめれば良いのやら、という状況。

登場時には帝都医科大学付属病院本院 第二外科部長・教授だったところから、国立高度医療センター本院の総長代理まで務めたと思いきや、国立高度医療センター金沢分院に飛ばされたり、東帝大学病院系列から追い出されたり…。

紆余曲折を経て現在は、総合外科副部長に返り咲いた海老名先生、はたして給料はどれくらいなのでしょう?

気になる給料を推定!日本最高峰の大学病院の総合外科副部長は…

大学病院のインパクトが強すぎて忘れそうでしたが、海老名先生は5期時点で54歳。そして東帝大学病院の総合外科副部長・教授という肩書です。

はたして給料はどれくらいなのか。推定していくのにあたって使うのは、厚生労働省が公表している「平成28年賃金構造基本統計調査」。

実はこのなかに職種別データが含まれており、医師の給料がだいたい分かってしまうのです…!

東帝大学病院のような大規模病院(1000人以上)の勤務医、経験15年以上、50~54歳の医師の平均月額給与は85.2万円。これに12をかけ、賞与などを加えると、年収想定額は約1285万円。

ただし、これはあくまで年齢や経験などから割り出した平均額。日本最高峰の大学の外科副部長ということであれば、これ以上もらっていても不思議はありませんね。

しかし逆にいうと、大門先生と収入はそれほど変わらないうえに、自分の年収くらいのお金を、大きな手術があるたびにメロンと一緒に請求されているということなのかもしれません。

それは目の敵にしたくもなるでしょうね…。

そういえば定年間近!でも、退職金は?

総合外科副部長・教授としてそれなりの収入は確保できていそうな海老名先生ですが、退職金はどうなるのでしょうか。

国立大学の大学病院の医師の場合、公務員という扱いではないそうですが、公務員に準ずる扱いとして、退職金なども支給されることは一般的なようです。その場合、おそらく今の地位を考慮すれば2000万円~3000万円程度となるのではないかと…思われたのですが。

そういえば、一回クビになっているんですよね、海老名先生(第4期で解雇され、第5期で復帰している)。

ということは、勤続年数でいうと54歳から定年(おそらく65歳)までの年数になるということ。うーん、これではあまり退職金は期待できないかも。もっとも、解雇された時点で、どういう扱いになったかによっては、すでに退職金をもらっているかもしれませんが。

余談ですが、医師といっても、やはり勤務先の病院や開業するか否かによって、大きく収入や退職金などの待遇は異なるようです。

開業医の場合であれば、年金は国民年金だけになりますし、退職金もありません。したがって、(収入だけが理由ではないのはもちろんですが)生涯現役!という働き方が自然と多くなってくるようです。

人生100年時代、年金がまともにもらえるか分からないし…などと、老後の生活やお金の心配をすれば尽きませんが、こうした医師の世界などを見ると、生涯現役!というライフスタイルの方は、そもそも世の中には一定数いたのだということがわかります。

そう考えると、老後を迎えるにあたりお金や生活の心配を過度にする必要はなく、ただただ、「働き続ける覚悟」みたいなものが必要なのかもしれません。もっとも、「医者の不養生」みたいなことにならないよう、健康管理ができている前提にはなりますが…。

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