page_top
人気記事ランキング

知っていますか?歯の健康と長生きの関係

JENNIE 編集部
2019年02月15日

いつまでも自分の歯でしっかりと噛んで食事がしたい、と願う人は多いのではないでしょうか?好きなものを心置きなく食べるには、歯の健康は欠かせません。しかし、この歯の健康、長生きにも関係しているということをご存知でしょうか?

健康で長生きするために、知っておきたい歯のお話です。

歯の健康と健康寿命の関係は?

歯が多く残っている人と歯がない人を比べて、何が決定的に違うかといえば、それは「噛む」ことができるかどうかです。

「噛む」ことにはさまざまなメリットがあります。歯が多く残っている本数と生存率のデータでは、男女ともに歯が多く残っているほど生存率も延びるという結果が出ています。健康な自分の歯を保ち、噛む機能を維持することが、全身の健康を保つためにも重要なのです。

また、65歳以上で残っている歯が20本以上ある人と、残っている歯が19本以下で入れ歯をしていない人の転倒リスクを比較すると、残っている歯が19本以下の人は2.5倍も転倒リスクが高まるという結果もあります。高齢になってからの転倒は寝たきりになってしまう可能性もあり、健康寿命を縮める要因になります。

さらに、歯を失い噛めなくなった人は、最大1.9倍も認知症の発症リスクが高まるという厚生労働省の研究データがあります。噛むという動作は、脳の海馬や扁桃体などの認知機能を司る領域を刺激します。噛めなくなってしまうと、こうした認知機能への刺激が少なくなり認知機能の低下を招くため、認知症の発症リスクが高まるといわれているのです。

ほかにも、よく噛むことで満腹感が得られやすくなり、血糖値が上がりにくくなるため糖尿病のリスクが減るというデータや、よく噛むことで脳梗塞のリスクが減るというデータもあります。こうしたデータから、歯を健康に保ち、しっかりと自分で噛むことが、ただ長生きするだけでなく、介護などが必要ない健康な生活、つまり、健康寿命にもつながるということがわかります。健康寿命を延ばすために、歯の健康を守りましょう。

歯周病ってどんな病気?

歯を失ってしまう一番大きな原因は歯周病です。歯周病とは、歯肉炎や歯周炎(歯槽膿漏)の総称で、歯を支える土台である歯肉や歯根膜、歯槽骨などの歯周組織が壊されてしまう病気。歯周病の主な原因は、歯垢の中の細菌や毒素で、それらが歯肉を刺激して炎症が起こる病気が歯肉炎で、歯肉炎がさらに悪化し歯槽骨まで破壊されてしまう病気が歯周炎(歯槽膿漏)です。

歯周病は歯を失う最大の原因であるだけでなく、糖尿病を悪化させる要因にもなっています。歯周病は体全体に関わる病気という認識を持って、予防をすることが大事です。

歯周病を防ぐ正しいブラッシングの方法

歯周病を防ぐためには、正しいブラッシング方法を身につけることが大切です。ポイントは、歯と歯茎の境目をしっかりと磨き、歯垢を取り除くこと。そして歯肉を刺激して血行をよくすることです。

歯と歯茎の境目を磨くときには、歯ブラシの毛先を境目に軽く入れるようにして、斜め45度くらいに傾けて当て、小刻みに動かしましょう。このように磨くことで歯肉のマッサージにもなります。大きく動かさず、小刻みに動かすこともポイントです。ポイントを踏まえて、正しいブラッシングをしましょう。

また、歯間ブラシやデンタルフロスなどで歯間を清潔に保つことも有効です。歯垢を口内に残さないよう心がけましょう。

ーまとめー

歯の健康を保ち、しっかりと噛むということが、健康に深く結びついています。いつまでも自分の歯で健康で快適な生活が送れるように、しっかりと予防をすることが大事です。日頃のブラッシングで歯周病予防をし、年に2回は歯科検診を受けるようにするなど、予防歯科を心がけましょう。健康な歯で、健康寿命を延ばしたいですね。

人気の記事

あわせて読みたい