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立場が逆転!?増える部下からの逆パワハラ

JENNIE 編集部
2018年09月18日

職場でのハラスメントで代表的なものといえばパワーハラスメント、パワハラです。
パワハラとは一般的に、職務上の地位などの優位性を背景に上司から部下への精神的、身体的苦痛を与えるような行為のことを指します。

では、逆パワハラとは、どういったことを指すのでしょうか。考えてみましょう。

逆パワハラについて知っておこう

逆パワハラとは、一般的なパワハラの逆、部下から上司や後輩から先輩などの本来管理される立場の人から管理する立場の人への、嫌がらせやいじめのことをいいます。IT業界などでは、部下の方が上司よりも技術的にも知識的にも勝っているというケースも珍しくなく、その優位性を背景に部下が上司にパワハラ行為をするといった例があります。

長く勤務する経験豊富なパートやアルバイトが多い職場で、入社したばかりの正社員の言うことを聞かない、いじめをする、といった例も。こうした何らかの優位性を「パワー」として行使し、職務上の立場が下のものから上のものに対してハラスメントにおよぶケースも職場でのパワハラであり、わかりやすく区別するために逆パワハラと呼ばれるのです。

逆パワハラが増えた背景として、上司からのパワハラが多い一方で、パワハラに気を使いすぎたために、部下に強く言えない上司が増えたことや、メールが主な連絡手段となったことでコミュニケーションの機会が減り、人間関係が希薄になったなどの要因があげられます。

また、実力社会になったことで、部下が上司に意見することは当然という考え方が広がったことも一因でしょう。

逆パワハラの実態

実際にはどんな逆パワハラ行為があるのでしょうか。具体的に見てみると、大きく分けて4つの事例があります。

・脅迫行為
業務の指導に対して、パワハラであると強く主張されるなどの脅迫行為、定時で帰れなかったからパワハラ、飲み会に誘ったことはパワハラ、など、ほとんどの行為をパワハラとして人事課に報告すると脅すなどの脅迫行為。

・無視
指示した内容に従わないなどの無視、他の上司の指示にしか従わないなどの無視、仕事での必需品をその人の分だけ注文しないなどの無視行動、飲み会に一人だけ声を掛けないなどの無視。

・名誉棄損
身に覚えのないことでの誹謗中傷、中傷ビラを撒く、身体的特徴を馬鹿にするなどの名誉棄損。

・暴力行為
実際に殴られたり蹴られたりした、車に傷をつけられたりミラーを壊されたなどの暴力行為。

なかでも、脅迫行為や暴力行為などは、刑事事件に発展することもあります。

対処法は?

逆パワハラを受けた人は、自分の能力の低さを露呈することになり恥ずかしいからと、相談できない場合が多くあります。一人で悩むことで精神的に追い詰められ、うつ病になってしまうケースも少なくありません。上司に相談できない場合は、外部の窓口へ相談するなど、一人で抱え込まないことが大事です。

また、上司が自ら勉強し、マネジメントやリーダーシップの能力を高める努力が必要です。部下は役職という肩書きではなく、能力についてくるということを肝に銘じておきましょう。ときには部下に強く指導することも必要であり、言うべきことは言わなければならないという覚悟も必要です。

リーダーとしてのマネジメント力を高め、精神面での鍛錬を忘れないようにしましょう。上司には部下に対しての指導、監督権限があります。権限を適切に行使し、従わない部下には毅然とした態度を取るといったことで、逆パワハラを解決できることもあります。

それでも逆パワハラが収まらなければ、音声を録音する、メールを保存するなど、嫌がらせの記録を日時と共に残しておくようにしましょう。自分がどんな対処をしたかも残しておけば、上司に報告する際にも伝えやすくなります。

ーまとめー

本来あってはならない行為であるハラスメント。しかし、こうした人格を否定する行為は、悲しいことにさまざまな場所で起こっています。もしもあなたの身に起こってしまったら、一人で悩まず、必ず誰かに相談してください。自分の心を守れるのは、あなただけなのです。

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