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会社でも熱中症リスク。屋内だからと対策を怠ると怖いかも?

JENNIE 編集部
2018年08月02日

暑い季節に気をつけたい熱中症。屋外での熱中症を想定した対策を取られている方は多いかと思います。しかし、仕事中に会社の中で熱中症になってしまうというケースもあることをご存知ですか?

屋内でも注意が必要な熱中症。なぜ屋内で熱中症になってしまうのか、どのような対策をするべきなのか、ご紹介します。

実際に屋内で起こった熱中症事例

暑さが原因で健康障害を起こす熱中症ですが、実は発生場所で一番多いのは住居や職場などの屋内です。屋内は熱中症のリスクが高いのです。

熱中症の症状には段階がありますが、軽度の熱中症では、めまいや立ちくらみ、こむら返りや大量に汗をかくなどの症状が出ます。総務省の調査による消防庁の救急搬送件数で一番多いのはこの軽度の熱中症です。

中度の熱中症では、頭痛や吐き気、身体に力が入らない、集中力や判断力の低下といった症状が出ます。涼しい場所に移動し水分補給するだけでなく、身体を冷やすなどの処置が必要になります。

重度の熱中症になると、呼びかけに対し反応がおかしいなどの意識障害、けいれん、運動障害など、命にかかわる症状が出ます。すぐに救急車を呼んで緊急搬送しましょう。

総務省の調査では平成29年の5月から9月の間の熱中症による死亡者数は48人。屋内での熱中症の救急搬送者の割合が一番高いことを考えても、会社内での熱中症には十分に注意する必要があります。

なぜ会社で熱中症に?

会社の中で熱中症のなってしまう要因はいくつかあります。

一つ目は、会社の中には普通の住居に比べてパソコンやプリンターなどの電気機器が多く、電気製品から発せられる熱により室温が上昇しやすいということです。このような場所で長時間作業をすることにより、熱中症になってしまうというケースがあります。

二つ目に、就業中は水分補給をしにくいということが挙げられます。休憩時間以外は水分補給がしにくく、水分補給が不足してしまうため、熱中症を起こしてしまいます。

また、お茶などの利尿作用がある飲み物は、熱中症の対策には向いていないということも考慮する必要があります。他にも、建物の上層部にオフィスがあり、室温が上がりやすいなどの要因もありますので、環境に応じた対策を取ることが重要です。

屋内熱中症の対策方法

屋内で熱中症にならないために、しっかりと対策を取りましょう。

まずは、会社内の気温と湿度などを計り管理することが大事です。WBGT値という暑さ指数を測り、WBGT値の軽減を図ることを心掛けましょう。

WBGT値は、気温の他、湿度、日射や輻射などの周辺の熱環境を取り入れた指標です。WBGT値が25℃を超えると、室内でも注意が必要です。WBGT値の状況に応じて、休憩を取ったり作業の内容を変更したりするなど、WBGT値を計測して熱中症予防に役立てましょう。

そして、水分補給と塩分補給です。のどが渇いたと感じる前にこまめに水分補給をし、汗をかいた時には塩分を取ることを心掛けましょう。塩飴や塩分を含んだ熱中症対策飲料など、適宜に摂取すると効果的です。持病などで水分や塩分の制限がある人は、かかりつけ医に相談し、指示に従うようにしましょう。

通気性のよい服を身につける、窓際などで直射日光が当たらないようにするといった対策も必要です。室内の熱中症の危険性を認識し、予防を心掛けるようにしましょう。

熱中症を起こしやすい人は、睡眠時間が足りていなかったり、体調を崩していたりということが多いです。疲れがたまって体力が落ちてしまうという状況を作らないために、しっかりと睡眠を取って体調を整えましょう。

職場では残業を避け、勤怠管理を徹底するなど、睡眠不足にならないための対策を講じることも考える必要があります。その場でできる対策の他、体調管理をしっかりすることが大事です。

ーまとめー

暑くなる夏本番の前の、まだ身体が暑さに慣れていない初夏の季節も熱中症には注意が必要です。きちんとした対策をして、暑い季節を元気に乗り切りましょう。

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