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平均寿命よりも大切といわれる健康寿命ってなに?

JENNIE 編集部
2018年06月28日

日本の平均寿命が、男女ともに80歳を超える時代になっています。しかしその中で、どれだけの人が介護や支援を必要としない、自立した生活を送れているのでしょうか。

現在では、ただ寿命を延ばすのではなく、いかにしていつまでも健康に過ごすかが重要と考えられています。それでは、ずっと健康に過ごすためには、何を心掛ければ良いのでしょうか。

健康寿命とは

平均寿命と健康寿命は違います。健康寿命とは、介護や支援を必要とせず自立して生活できる年齢のことです。せっかく長生きをしても、介護や支援が必要な生活になってしまうのは辛いことです。

また、介護や支援を必要とするようになってしまうと、医療費や介護費が増加し、家計への影響も大きくなります。自分のためにも家族のためにも、いつまでも元気でいられるよう、健康寿命を延ばすことが重要なのです。

厚生労働省の「平成25年簡易生命表」によると、男性の平均寿命は80.21歳。健康寿命は71.19歳で、その差は9.02年です。女性の平均寿命は86.61歳。健康寿命は74.21歳で、その差は12.40年あります。

これはつまり、介護や支援を要する期間が平均9年から12年もあるということです。この期間をいかに少なくして、健康で生活できる期間を延ばしていくかが今後の課題となっています。

都道府県別の健康寿命

健康寿命は、都道府県によって差があります。2010年の男性の健康寿命上位5県は、
1位 愛知県
2位 静岡県
3位 千葉県
4位 茨城県
5位 山梨県
となっており、最下位は青森県で、1位の愛知県との差は2.79年あります。

女性の健康寿命上位5県は、
1位 静岡県
2位 群馬県
3位 愛知県
4位 沖縄県
5位 栃木県
女性の最下位は滋賀県で、1位の静岡県とは2.95年の差が出ています。

以上の結果をみると、各都道府県による食生活や生活スタイルなどの生活環境によっても、健康寿命に違いが出ているということが考えられます。

健康寿命を延ばすためにしておきたいこと

平均寿命が延びていることは非常に喜ばしいことですが、喜んでばかりもいられません。不健康なままで長生きをしても、幸せとはいえないからです。健康寿命を延ばすためには、若いうちからの対策が必要となってきます。

ロコモティブシンドロームと呼ばれる運動器症候群は、健康寿命を短くしてしまう大きな要因のひとつといわれています。骨や関節、筋肉などの運動器が衰えることで、歩行や立ち座りなど、日常生活に支障をきたす状態のことをロコモティブシンドロームといいます。

ロコモティブシンドロームの進行は、要介護になってしまったり寝たきりになってしまったりするリスクを高めます。要介護、要支援になってしまった要因の第1位は運動器障害。いつまでも元気に自立した生活を送るためには、適度な運動と十分な栄養の摂取を心掛け、運動器を鍛えておく必要があるのです。

そして、要介護、要支援になってしまった要因で2番目に多いのは脳血管疾患、脳卒中です。脳卒中の原因になる高血圧や動脈硬化は、塩分を控えた食事をする、適度な運動をするなど、生活習慣を改めることで予防ができます。また、早期発見が治療のカギとなります。

40歳を過ぎたら、脳ドックを受診することをおすすめします。脳卒中を引き起こす生活習慣病は、定期検診をきちんと受け、体調を定期的にチェックすることが重要です。

ちょっとした体の不調を見逃さず、病気にむかっている状態、「未病」を改善していきましょう。

ーまとめー

健康で長生きをする、ということは老後の幸せに大きく関わってきます。健康寿命を延ばすために、自分の生活習慣の見直しから取り組みを始めましょう。

国や自治体も、健康寿命を延ばすための取り組みを推進しています。自分の住んでいる地域では、どんな取り組みがなされているのか、どんなサービスが利用できるのかなどを調べてみると良いでしょう。日々の心掛けが、将来の健康につながります。

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