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老後の健康の大敵「認知症」。予防のために今からできること

カトウマモル
編集/ライター
マーケティングコンサルタント
2017年10月20日

高齢者の5人に1人、約700万人が認知症。

この衝撃的ともいえる予測は、内閣府の「平成28年版高齢社会白書」において、10年経たないうち(2025年)に起こるであろうとされており、今後さらに進行していく高齢化社会における課題のひとつとなっています。

そしてこの認知症は、心臓病や脳卒中、そしてもっとも死因となっている率の高いガンをおさえて、40代~60代の人を対象とした調査(※)において、「親に最も患ってほしくない病気」となっています。

Every DHA推進委員会調べ

多くの人がなるだろうと予想される一方、誰もなりたくないし、身近な人にはなってほしくない認知症。忍び寄るその恐怖に、抗う術はあるのでしょうか?

認知症、明日は我が身!?

「でも、そもそも認知症って高齢者がなるもので、親はともかく、今から自分のことを考える必要ないでしょ」

―そう、思うでしょうか?たしかに、認知症にかかるのは高齢者が大半といわれています。

しかし、だからといって他人事、そのうち自分も年を取ってきたら考えたら良いことだ、と決めつけてしまって本当に良いのでしょうか?

前述の「親に患ってほしくない病気」を尋ねたのと同じ調査で、40代~60代の人を対象に認知症チェックを実施したところ、約5%の人はすでに「要診断」という判定に。「要注意」までの人を含めると20%を超える結果となっています。

※データ:Every DHA推進委員会調べ

あくまでひとつのチェック方法を試行した結果とはいえ、40代ですでに要診断という結果になる人がいることを考えると、(高齢になるにつれ認知症のリスクが高まる部分があるにせよ)「若いからまだ考えなくても大丈夫」とたかをくくるのは危険かもしれません。

認知症を、親や祖父母の世代の人の問題、と決めつけるよりは、「明日は我が身」と捉えて、予防のために何ができるのか考えるほうが良さそうです。

認知症予防のためにできることとは?

では、認知症予防のためにできることとして、どんなことがあげられるのでしょうか。

同じ調査で、認知症予防を行いたい人たちに、「どのような方法で認知症予防を行いたいか」尋ねたところ(複数回答)、「積極的に人と会話する」という点が、最も多くあげられました。

※データ:Every DHA推進委員会調べ

以下、運動することや脳のトレーニングをすること、外出をすることや魚をよく食べることが上位となっています。

認知症予防のために取り組む必要があるのは、なにか特別なことではなく、日常生活における少しの心がけや工夫といえそうです。

少しでも認知症を予防し、脳の老化や衰えを防ぐために、自分の日々の過ごし方を見直し、すぐにできることや取り入れられることから、生活を改善してみてはいかがでしょうか?

※こちらも参考にしてください:脳の健康にも気を配ろう。襲いかかる「物忘れ」の現実

健康寿命を延ばすために、今から健康的な生活を

冒頭で取り上げた内閣府の「平成28年版高齢社会白書」では、2001年から2013年までの健康寿命の延び(男性1.79年、女性1.56年)が、同期間における平均寿命の延び(男性2.14年、女性1.68年)と比べて小さい、という点が指摘されています。

「健康寿命をいかに延ばすか」は高齢化が進むこれからの日本にとって、なによりひとりひとりの老後をより良いものにするために考える必要があることといえるでしょう。

認知症に限らず、老後の健康には、今(若い時期)の生活や心身の状況が少なからず影響してくるもの。老後になってから、「あの時もっと気をつけておけば良かった!」と思っても遅いのです。

老後、健康問題が出てくるのはしかたのないことかもしれません。でも、早い時期から健康的な生活を送るよう心がけることで、老後の生活を楽しめる健康な期間を延ばすことはできるはず。

健康を少し意識してみたり、脳を活性化するようなちょっとした工夫を試してみたり。そうした日々の積み重ねが、老後を迎えた時に、認知症になるかならないかを分ける…のかも、しれませんよ?

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