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【老後世代の先輩から学ぶ】その2.将来襲いかかるかもしれない、生活の不安

カトウマモル
編集/ライター
マーケティングコンサルタント
2017年12月28日

今の生活だけで手一杯。将来のことや、老後のことまで考えている余裕なんてない!

日々の生活や仕事に追われていると、こう感じるのも無理はありません。老後の生活がどうなるか、と言われてもまだまだ数十年先の話、実感が湧かないとしても当然のことでしょう。

一方で、実際に老後を迎えた親や、親と同世代の人々を見ていると、「老後っていろいろ大変なんだなあ…」と思うことも出てくるのではないでしょうか。

でも、「いろいろ大変」の、「いろいろ」って、具体的にはどんなことなのでしょう?今回は、老後を迎えている世代へのアンケート結果から、生活面の不安としてどんなことがあげられているのか、調べてみましょう。

一番心配なことはお金!ではなく…?

70歳。いよいよ「高齢者」という感が出てくるこの年齢を迎えるにあたり、生活面ではどんな不安があるのでしょうか。

よく、「下流老人」とか「老後破産」とか聞きますが、やはりお金の不安が大きいのでしょうか…?総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングが実施した調査結果によると、実はトップとなっているのはお金の不安ではなかったようなんです。


※出典:ネオマーケティング プレスリリース

僅差ながら、お金の不安を上回ったのが、「物の名前や人の名前が出てこないこと」。記憶力の低下こそ、衰えを実感する一番の要素なのでしょうか。もしくは、その先に見えてくる認知症の恐怖が大きいのでしょうか…。

その他の回答では「活力や元気がなくなってしまうこと」「ちょっとした活動で疲れやすくなること」が多くあげられており、老化に伴う衰えが、生活において大きな不安要素となっている様子が伺えます。

もちろん、今30代や40代といった世代の人たちが老後を迎える頃には、老化対策が進む一方で、よりお金の不安が増している…という可能性は否定できません。

しかし、いずれにせよ、自らの老いや衰えの実感が、生活上の大きな悩みとなり得るということは、想定しておいた方が良さそうです。

さまざまなことができなくなるという不安

こうした、実際に老後を迎えている人々の声から考えられるのは、とくに日々の生活で「今までできていたことができなくなる」ということの影響の大きさです。

あたりまえのようにできていたことが、体が動かなくてできない。買おうと思っていたものが何だったか思い出せない。定年を過ぎたら、いろんなところに行って、美味しいものを食べて…と考えていたけど、もはや出かける気力も起こらない。

「思ったよりお金がない」という理由だけではなく、自らの衰えによって「できていたことができなくなる」「やりたいことができなくなる」ということが起こり得ること、そして実際に老後を迎える頃にはそうした不安が大きくなるということを、他人事ではなく、自分に将来起こり得ることとして、捉えておくべきなのかもしれません。

できるだけ生活面の不安を減らすために、心身を健康に

老後は、いろいろ大変なことが襲ってくるもの。そう予期して備えていくことは、お金の面でも、老後の衰えに立ち向かうためにも、重要です。

将来に備えるうえでは、まずは身体が資本。今の不摂生が積もり積もって、将来の自分にダメージを与えることにつながりかねません。元気でいられるように、健康の維持に気を配ることは当然重要でしょう。

しかしそれだけでなく、老後も気丈に生きられるように、起こり得る自分の衰えを笑い飛ばせるような自分でいられるように、何かできることはないのでしょうか。

ある日突然、「あれ…?」と感じた時には時遅し。「できていたことができなくなる」という老いの実感こそが、「あの人、一気に老けたわねえ」なんて噂されるきっかけになってしまうかもしれません。

さまざまな衰えが襲いかかることを予期したうえで、自分がどうそれを受け入れ、どう対応するのか、少し立ち止まって考えてみることもまた、必要なのかもしれません。

そのためには、充実した生活を送るよう、長く楽しめる趣味や、ある程度衰えてもできそうなことを「老後にやりたいこと」としてリストアップしておくのもひとつの方法でしょう。

「将来を考えるといろいろ大変そうだけど、その中でも楽しみながら生きていくためにどうするか」そんなことを考えている中で、今楽しめることや、趣味にできそうな面白いことなど、新たな発見があるかもしれませんよ?

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