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健康のために知っておきたい統計データ:コーヒーやアルコールの影響は?

カトウマモル
編集/ライター
マーケティングコンサルタント
2018年01月15日

うそかまことか、「コーラ飲んだら骨が溶けるよ」なんて親に脅されたような記憶がありますが、みなさんにはそんな記憶はないでしょうか?

健康維持のために食生活を…と考えるうえで、意外と忘れられがちかもしれない、飲み物。でも飲み物が健康にどんな影響を与えるか、ということを調べていくと、意外とおもしろいデータがあったりするんです。

今回は、そんな飲み物に関連した、健康に関するデータをご紹介したいと思います。

コーヒーは健康に良い。ウソ?ホント?

今も原稿を書いているそばにある、コーヒー。「コーヒーは身体に悪いからあんまり飲まないほうが良い」なんてことを聞いたような気もしますが、はたしてどうなのでしょうか?

米国の保健福祉省が40万人もの人々を対象に13年間追跡調査を行ったところ、身体に悪いどころか、「1日4杯以上のコーヒーを飲んでいると、明らかに死亡リスクが低下する」という結果が明らかになったそうです。

おもしろいのは、心臓病や脳卒中、糖尿病といった病気だけでなく、外傷や事故などの死亡リスクまで有意に低下していた、ということ。どういう関係があるんでしょうか、一体…。

その他にもコーヒーについてはさまざまな調査がなされており、口腔がんや咽頭がん、肝臓がんなどのがんの発症リスクをおさえたり、糖尿病や脳梗塞、認知症やパーキンソン病の予防に役立つという研究結果もあるのだとか。

どうやら研究者たちの間では、コーヒーに含まれるポリフェノールやカフェイン、またコーヒーの独特の香りなどが、心身の健康に良い作用を及ぼすのではないか、と考えられているようです。

1日4杯以上飲むかどうかはともかく、コーヒー好きな方にとっては朗報なのではないでしょうか。次の見出しに移る前に、もう1杯コーヒー淹れてこようと思います…。

酒は百薬の長なのか。アルコールと健康の関係は?

コーヒーの次に取り上げるのは、アルコール。ビールや焼酎、ワインや日本酒、ウイスキー…などなど、お酒が好きな方も多いのではないでしょうか。あ、こんな話してたら飲みたくなってきた。

…仕事中なのでガマンして先に進みましょう。

アルコールの摂り過ぎが健康に悪い、というのはなんとなく分かっていることかもしれませんが、一方で「酒は百薬の長」といわれていたりします。実際のところ、健康にいいのか、悪いのか、どっちなんでしょうか?

世界中の国々から調査研究結果を集め、合計100万人を対象として行った分析によると、男性なら1日あたり20~40グラム、女性なら同じく10~20グラムの飲酒を習慣とすることで、飲酒習慣のない人よりも死亡リスクが明らかに低下することが判明しているそうです。

アルコールの場合、お酒の種類や度数によって、飲む量に対して含まれるアルコールの量が変わるため、調整が難しいところ。でも、その摂取する量に気をつけてさえいれば、むしろ定期的に口にする方が、健康促進、死亡リスクの低減に役立つということ。

やはり昔の人の言う「酒は百薬の長」というのは正しかったようです。とはいえ、苦手な方が無理して飲むほどのメリットではないそうなので、お酒が好きな人が飲む理由づけ、くらいに捉えたほうが良いかもしれません。

意外な健康効果がある場合も。飲むモノも選んでみよう

コーヒーやアルコールのように、「健康に良いか、悪いか」よく分からないものだけでなく、青汁のようにいかにも健康に良さそうな飲み物も存在します。個人的にはいくら健康に良くてもあんまり青汁飲みたいとは思わないのですが…。

個人的な話はさておき、健康の維持や病気の予防について考える際には、食べ物が重要なことはもちろん、飲み物も身体に取り入れるという意味では同じくらい重要といえます。

ちょっとした心がけや工夫で健康の維持や病気の予防につながることもありますので、日頃口にする飲み物についても、健康につながるか、という観点から、ちょっと研究してみてはいかがでしょうか?

参考文献:長生きの統計学(川田 浩志 著、文響社)

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