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今からでもできる!認知症の予防対策&ケア方法

JENNIE 編集部
2018年01月18日

老後に心配な認知症は、他人事ではありません。85歳以上の4人に1人が認知症になることがわかっており、超高齢社会の日本における重要な問題の一つです。

今からできる認知症の予防対策や、身近な人が認知症になった場合のケア方法についてご紹介します。

認知症になりやすい人の特徴や原因とは?

認知症の主な種類としては、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症が挙げられます。アルツハイマー型認知症は男性より女性に多く、血管性認知症は男性に多く見られます。

アルツハイマー型認知症:脳の機能の一部が萎縮する
血管性認知症:一部の記憶が保たれるまだら認知症
レビー小体型認知症:アルツハイマー病とパーキンソン病の特徴を併せ持つ

脳血管性のものは比較的わかりやすい特徴があるものの、多くの認知症において原因は不明とされているのが現状です。

どの認知症にも共通する症状として、認知機能障害と行動異常・精神症状があります。

・「さっきのことが思い出せない」が目立つ
・冷蔵庫に入っている食品を繰り返して買ってしまう
・言葉の理解ができなくなる
・しゃべりたい言葉をしゃべれなくなる
・何度も行ったことがあるのに道に迷ってしまう
・料理のレパートリーが減る
・暴言、暴力、俳諧、行方不明、妄想などの問題が起こる

認知症は加齢による影響が大きいものの、糖尿病や高血圧など生活習慣病を抱えている人の方がリスクがある(特にアルツハイマー型認知症に多い)とされています。

認知症にならないための予防策はある?

認知症を予防する対策には、大きく分けて下記の2種類があります。

(1)生活習慣の見直し
・食習慣や運動習慣を変える
・対人接触を行う
・知的行動習慣を意識した日々を過ごす

(2)脳機能を鍛える
・「エピソード記憶、注意分割機能、計画力」を養い、日々鍛えておく
・日記をつける
・訓練用ゲームをする
・料理を同時進行で行い覚えておく

食習慣の見直しでは、野菜や果物、魚などを含む健康的な食事で栄養をしっかり摂るようにしましょう。人と話すときには、相手の表情や気持ちに注意を向けます。

日記は、当日つけるだけでなく2日遅れのようにタイムラグを設けると脳機能をさらに鍛えられます。一品ずつではなく、何品か同時進行で料理をつくる方法も有効です。パズルのほか、囲碁やオセロなどのゲームも脳を活性化します。

家族が認知症になったときに有効なケア方法

認知症の人への有効なケア方法に「ユマニチュード」があります。フランスで30年以上も前から行われている研究です。ベルギー、スイス、ポルトガル、ドイツ、カナダに次いで6番目に日本にもユマニチュードの支部が設立されました。

認知症の人が人間であり、大切な人としてそこに存在していると伝える気持ちでケアを行います。魔法の認知症ケア方法とも呼ばれるユマニチュードの基本は、見る、話す、触れる、立つの4つ。これらの具体的な手法が150あります。

(1)見る
視野が狭くなっている認知症の人の視界を意識し、正面から見つめます。アイコンタクトの時間を成立させるよう意識します。

(2)話す
穏やかに話しかけ続けるようにします。返事がなくても、気づいていないように見えても、話かけることで存在に気づいていると伝えられます。

(3)触れる
介助の際は、つかむような触れ方ではなく支えるように行います。優しく、なでるようにゆっくりの動作で行います。

(4)立つ
ユマニチュードでは立つことをケアの大事なポイントとしています。寝たきりの人が座れるように、そして立てるようになると視野が広がります。

ユマニチュードの方法でケアを続けると、認知症の人だけでなく家族などケアする側の人も穏やかに過ごせるようになります。

ーまとめー

認知症の多くは原因不明とされているものの、予防対策によりリスクを下げることは可能です。また、認知症の人へのケア方法を変えることで、ともに穏やかに暮らせる幸せを得られます。ぜひ実践してみてください。

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