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気象病が体調不調の原因だった!?知っておきたい対処法

JENNIE 編集部
2018年05月11日

「気象病」という言葉を多く聞くようになりました。天気が体調にどのような影響を及ぼすのでしょうか。今回は、気象病の症状や原因についてご説明します。

また、気象病に対処して健やかに過ごせるように、気象病の予防法や対処法についてもご紹介しましょう。

気象病の原因とは

天気の変化によって自律神経が乱れて起こる体調不良を総称して「気象病」といいます。気象病の原因は、天気が変化するときに起こる気圧や気温、湿度の変化によるものです。特に大きく影響するのが気圧の変化で、低気圧になると症状が出やすい傾向にあります。梅雨時期や台風が訪れる時期には気象病が起きやすいので注意が必要です。

気圧や気温の変化は、体にストレスを与えて自律神経を乱す原因のひとつです。内耳には体の平衡感覚を維持する機能と、気圧の変化を感じてその情報を脳に送り、体を順応させる機能があるとされています。

しかし、平衡感覚を維持するには、視覚と内耳からの2つの情報が必要です。気圧の変化は目に見えないため「バランスが崩れた」という内耳からの情報と「バランスが崩れていない」という視覚からの情報が一致せず、脳が混乱してしまいます。それにより興奮した交感神経によってめまいなどの症状が起こるのです。

頭痛や関節痛の原因も、交感神経の興奮が原因です。交感神経が興奮することによって血管が収縮。そのあと反動で血管が拡張し、痛みの神経が刺激されて起こります。また、関節痛に関しては低気圧に加え、湿度が高かったり、気温が低かったりすると悪化しやすい性質があるため対策が必要です。

気象病の症状

気象病の症状はさまざまですが、大きく2つに分けられます。

ひとつは、めまいや肩こり、体のだるさなどの症状です。また、イライラするといった精神的な症状も見られます。不調を感じて病院で検査をしても、多くの場合、特別な原因は見つかりません。日頃から、ストレスを感じると眠れなくなるといった自律神経が乱れやすい人に多く見られる症状です。

ふたつ目は、もともと持っていた関節痛や偏頭痛、リウマチの痛みなどが悪化する場合で、これら天気による影響を受ける痛みは「天気痛」と呼ばれています。

持病により慢性的な痛みを感じている人は、脳も大きなストレスを感じているのです。繰り返す痛みによって脳の偏桃体が過敏になるなど脳が変化して、不安やうつなどの精神的な症状も現れ、より強い痛みを感じるようになります。すると、ますます気分が落ち込むなどして痛みとストレスの負の連鎖に陥ってしまう場合もあるのです。

気象病の対処法と予防について

天気という目に見えないものに左右される気象病。周囲にも理解されず、さらに症状が悪化してしまう場合も少なくありません。そこで、気象病の対処法と予防法をご紹介します。

自律神経の乱れで起こる体調不良への対処法としては、自律神経を整える生活が効果的です。普段から規則正しい生活や適度な運動、バランスの取れた食事などで自律神経を整える生活を心がけることが気象病の予防につながります。

また、エアコンなどで常に快適な環境で生活していると、自律神経の働きが弱くなり、バランスを崩しやすくなってしまうのです。軽い運動やお風呂にゆっくりつかるなどして、意識して汗をかくことも気象病の改善や予防に役立ちます。

頭痛やめまいなど内耳が関係していると思われる症状には、乗り物の酔い止め薬に効果があるといわれています。東洋医学で「水毒」と呼ばれているように、湿度の上昇によって症状が出る、または悪化することも多いので、エアコンの除湿機能や除湿器による湿度対策がおすすめです。

東洋医学や漢方医学で、水毒の治療に使用される漢方薬もあり、体質改善にも効果が期待できます。

ーまとめー

気象病の原因と症状は解明されていないことも多く、自分でも捉えきれないばかりか、他人にその辛さを伝えることは難しいものです。そこで必要以上に落ち込んでしまうと、症状はさらに悪化してしまいます。気象病が起こる仕組みを知り、自分の症状をしっかりと把握して、適切な対処をすることが大切です。

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