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注意!トクホにも種類があるって知ってましたか?

JENNIE 編集部
2018年02月26日

健康に関心のある人に注目されているトクホ。しかし、トクホの摂取を考えているもののなんとなく名前を知っているだけで何を選んだらいいかわからないという人も多いはず。トクホの種類や選び方などの気になる疑問についてご紹介します。

特定保健用食品(個別許可型)とは

トクホのうち、生理機能、保健機能の有効性や安全性について個別審査を行った食品を個別許可型といいます。新しく商品を開発して申請した食品ということです。そのため手間や時間、費用がかかっています。

トクホの申請のため各企業は動物実験や試験管実験、ヒト試験などを行わなければなりません。急性毒性の有無や安全に摂取できる量の確認を行います。過剰摂取した場合の安全の確認も必要です。

安全なだけでは摂取する意味がないため、目的とする食品の効果についても評価が行われています。

特定保健用食品(個別許可型)の例としては、キシリトールを含んだロッテのキシリトールオーラテクトガムやラクトトリペプチドを含んだカルピスのアミールSなどが挙げられます。

特定保健用食品(規格基準型)とは

トクホのうち、許可実績が十分など科学的根拠が蓄積された指定成分を含む食品を規格基準型といいます。規格基準の適否が消費者庁で審査されており、個別許可型で必要となる消費者委員会の個別審査が不要とされています。

そのため、許可までにかかる手間、費用、期間が少なくて済むメリットがあります。規格基準で定められた関与成分のみを用いている食品であることも大きな特徴。特定保健用食品(規格基準型)の関与成分は下記のとおりです。

・食物繊維(難消化性デキストリン、ポリデキストロース、グアーガム分解物):おなかの調子を整える
・オリゴ糖(大豆オリゴ糖、フラクトオリゴ糖、乳果オリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖):ビフィズス菌を増やしておなかの調子を整える
・食物繊維(難消化性デキストリン):糖の吸収をおだやかにする

難消化性デキストリンを使用したトクホの中で有名な飲料がキリンメッツコーラです。食事とともに飲むことで糖の吸収をおだやかにする作用を期待できます。

特定保健用食品(疾病リスク低減表示)とは

関与成分の疾病リスク低減効果が医学的、栄養学的に確立されているトクホが特定保健用食品(疾病リスク低減表示)です。疾病リスク低減表示が認められているのは「カルシウムと骨粗鬆症」「葉酸と子どもの神経管閉鎖障害」の二つ。

栄養だけでなく運動も大切ですが、カルシウムを含む食事は骨の健康に役立ち、歳をとってからの骨粗鬆症リスクを低減する可能性があります。カルシウムの1日摂取目安量は300~700ミリグラムです。

妊娠中の女性向けの葉酸サプリメントなどがよく知られていますが、葉酸を含む食事には二分脊椎などの神経管閉鎖障害を持つ子どもが生まれるリスクを低減する可能性があります。葉酸の1日摂取目安量は400~1000マイクログラムです。

カルシウムを摂取できるトクホ商品の例としては雪印メグミルク「毎日骨太 スキム」が挙げられます。葉酸のトクホ商品の販売はまだ実現していませんが、杏林製薬の「ピュアカム葉酸」「ピュアカム葉酸MV」が2017年に審査を通っており販売への期待が高まっています。

条件付き特定保健用食品とは

条件付き特定保健用食品は2005年に追加されました。本来のトクホの科学的根拠水準には届いていないものの、一定の有効性が認められたとされる食品です。

そのため、食品のパッケージにも「根拠が確立されていませんが」のような条件表示がされています。

ほかのトクホに比べて科学的根拠のレベルが低いとはいえ、一般の健康食品に比べれば消費者庁に認められている分、安心感を得られるという認識がされています。

条件付き特定保健用食品の例として山本漢方製薬株式会社の大麦若葉粉末が挙げられます。おなかの調子をおだやかに保つなどの表示が許可されました。

ーまとめー

トクホの種類は審査の方法や基準の違い等によるものでした。そのため、科学的根拠のレベルなどにこだわらない人は気にする必要がありません。しかし、少しでも信頼性の高い商品にこだわりたいという人は今回の内容をトクホの商品選びに役立ててみてください。

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