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原因は花粉症だけじゃない?黄砂によるアレルギー症状に注意しよう

JENNIE 編集部
2018年04月06日

春に悩まされる花粉症による鼻やのど、目に起こるアレルギー症状。皮膚炎や頭痛に悩まされている人もいるでしょう。そんな中、アレルギー症状を悪化させるといわれる黄砂にも注意が必要なことをご存じでしょうか。

知っておきたい黄砂の知識についてご紹介します。

黄砂って何?いつ飛んでくるの?

黄砂とは、中国大陸から日本へ飛んでくる砂塵のことです。中国の砂漠や高原にある土や鉱物の砂塵が、強風によって数千メートルの高さに巻き上げられ、日本まで飛んできています。黄砂は1年中飛散していますが、飛びやすい気象条件が整う春に多く飛んでくるのです。花粉症の飛散時期と黄砂の飛散時期が重なる場合もあります。

黄砂の量が多いときには、空が黄褐色に煙ることも。比較的大きめの黄砂粒子は重力によって落下しますが、小さな粒子は大気中で浮遊し、洗濯物についたり人の気管支に入り込んだりします。

黄砂の観測日数は年によって変わります。

【黄砂の観測日数】
・2017年:3回
・2016年:11回
・2015年:18回
・2014年:10回
・2013年:15回

出典:気象庁

黄砂の被害は日本だけの問題ではありません。韓国では、黄砂の大飛来時に幼稚園や学校の休校令が出されたこともあります。視界の悪化による航空機の飛行への影響や精密機器工場の操業ストップも起きました。

黄砂が原因のアレルギー症状とは

黄砂の飛散が問題になるのは、環境はもちろん人体にも影響を及ぼすためです。黄砂には、中国大陸の土壌の成分だけでなく、大気汚染物質や細菌、カビなどが付着している可能性が高いといわれています。

汚染物質が付着している黄砂による人体への影響は、すでに数多く報告されています。メカニズムは明らかになっていないものの、黄砂が飛んだ日にぜんそく発作が起こるなどの問題が指摘されているのです。

花粉症の人が黄砂に触れることにより、花粉症のアレルギー症状が悪化する例もあります。目がかゆかったり、鼻がむずむずするなどのアレルギー症状は、集中力を妨げ、不快感が長く続いてつらいものです。

花粉症の場合は花粉そのものがアレルギーの原因になっていますが、黄砂の場合は黄砂に付着している物質がアレルギーの原因となっている点が両者の大きな違いです。

花粉症によるアレルギー症状が悪化した、あるいは長引いていると感じている場合、その原因が実は黄砂だったということも十分考えられます。症状がつらい場合は、耳鼻咽喉科などの医療機関へ足を運び、医師に相談しましょう。

黄砂によるアレルギー症状悪化を避けるために

黄砂によるアレルギー症状悪化を避けるためには、黄砂そのものを、なるべく体に取り込まないようにしなければなりません。まず、テレビなどで黄砂の飛来情報をチェックするようにしましょう。気象庁のサイトでも黄砂予測図(毎日午前6時に更新)をチェックできます。

気象庁 黄砂情報(予測図)

そのうえで、可能であれば黄砂が飛んでくる日は外出を控える、外出が必要であっても屋外にいる時間をなるべく少なくするように気をつける、マスクをするなどの対策をしましょう。

また、外出後に帰宅したら玄関に入る前に上着をたたいて黄砂を落とします。ツルツルした素材の服にすると、花粉や黄砂が落ちやすくなるでしょう。さらに顔を洗うなど、黄砂をなるべく避けるような行動がおすすめです。

のどのイガイガを防ぐためには、うがいもしっかりしたいところ。慢性の病気がある人は特に気をつけてください。黄砂が飛散している日には洗濯物を室内干しにするという方法もあります。

ーまとめー

黄砂によるアレルギー症状には未解明の部分も多いため、花粉症の人はもちろんのこと現在アレルギー症状が出ていない人も注意が必要です。毎日を健やかに過ごすため、春先の黄砂飛散情報をチェックするようにしてみてください。

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