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健康診断でコレステロールが高いと言われたら?数値を下げる方法は?

JENNIE 編集部
2018年04月20日

健康診断で異常が指摘されることの多い、コレステロール。生活習慣に注意するようにいわれますが、そもそもコレステロールとは何で、どのように注意したら良いのでしょうか。今回はコレステロールについてわかりやすく説明します。

健康診断でチェックする血中コレステロールとは何?

健康診断の血液検査でチェックされる、コレステロール。コレステロールは、脂質の仲間とされ、細胞膜を構成している成分です。ホルモンの原料となり、栄養のやりとりにも必要な成分で、7~8割は肝臓内で作られ、2~3割は食事から吸収されます。

人が生きていくには欠かせない成分ですが、血中に増えすぎると動脈硬化の原因となるため注意が必要です。

・コレステロールの種類
コレステロールには、コレステロールを全身に運ぶLDLコレステロールと、使われなかったコレステロールを回収するHDLコレステロールなどがあります。LDLコレステロールが高い状態になると、血管に付着して酸化し、動脈硬化を起こします。

そのため、HDLコレステロールを善玉コレステロール、LDLは悪玉コレステロールと呼ばれます。LDLの数値はもちろん、LDLとHDLのバランスが重要です。

・中性脂肪にもあわせて注意
コレステロールの数値が気になる場合には、同じ脂質代謝に関係する中性脂肪についても注意が必要です。中性脂肪が増えると、HDLコレステロールが減少するという相関関係が認められています。

血中コレステロールの基準値を確認しておこう

血中コレステロールの基準値には、統一されたものはありません。参考までに、日本動脈固化学会が定めている脂質異常症の診断基準を紹介します。

・HDLコレステロール
正常基準値は、40mg/dl以上。40mg/dlは低HDLコレステロール血症と診断されます。

・LDLコレステロール
正常基準値は、120mg/dl未満です。高LDLコレステロール血症と診断される基準は140mg/dl以上ですが、120~139mg/dlは境界域とされ、動脈硬化のリスク因子が高い場合には治療が検討されることもあります。

・中性脂肪
正常基準値は149mg/dl未満です。150 mg/dl以上の場合には、高トリグリセライド血症と診断されます。

・non-HDLコレステロール
non-HDLコレステロールは新しく取り入れられた指標で、HDLにもLDLにも分離されないコレステロールのことです。HDLと同様に動脈硬化への影響があると考えられています。総コレステロールからHDLコレステロールの値を引いた値になり、150mg/dl未満が正常基準で、170mg/dl以上が異常、150~169mg/dlで境界域と診断されます。

コレステロールの数値が異常の場合のリスク

コレステロールの値は、LDLコレステロールが高い、あるいはHDLが低い場合には注意が必要です。回収されなかったコレステロールが血管に付着するようになるため、動脈硬化が進んでしまいます。その結果、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが上昇します。

LDL(悪玉)コレステロールの数値を下げるには?

LDL(悪玉)コレステロールの数値を下げる方法には、次のようなものがあります。異常を指摘されたら、医師に相談しながら、適切な対処を行いましょう。

・食生活を改善する
動物性の脂肪や魚卵、バターなど、コレステロールや飽和脂肪酸の多い食事はLDLコレステロールを増やしますので、摂りすぎないように注意します。また、コレステロールの排出を助ける食物繊維の多い食品や、青魚や大豆など不飽和脂肪酸を摂取するように心がけましょう。

・適度な運動をする
適度な運動をすることによって、中性脂肪が下がり、HDLコレステロールが増加します。ウォーキングなど、無理のない運動を定期的に’行いましょう。

・禁煙する
喫煙はコレステロールを上げることがわかっていますので、コレステロールの異常がある場合はたばごを吸うのはやめましょう。

・薬物治療をする
生活習慣を改善しても、数値の改善がみられない場合で、動脈硬化が始めっている場合には、薬物治療が行われます。ただし、薬だけに頼らず、運動や食生活など、生活習慣の改善も大切です。

ーまとめー

コレステロールの異常は、自覚症状があらわれることはほとんどありません。動脈硬化がすすみ、脳血管障害や心疾患を起こしてしまっては、取り返しがつきません。健康診断で異常を指摘されたら、医師の診断を受けると同時に生活習慣の改善に取り組みましょう。

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