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目と体のリセットサロン「目の美容院」に学ぶ “目の疲れ”を撃退する簡単セルフケア

梶野佐智子
ライター/編集
2018年04月09日

パソコンやスマートフォンがビジネスで欠かせない存在となり、目を酷使する生活が日常となりました。目の充血やドライアイに悩む人は急増し、夕方になると目がショボショボしたり、視界が霞むといった症状を訴える人も多いようです。

そんなビジネスパーソンの駆け込み寺となっているのが『目の美容院』。美容院と聞くと、まつ毛エクステやまつ毛パーマを想像するかもしれませんが、こちらは目の疲れを癒すサロン。ツボを押して、リンパの流れや血の巡りをよくすることで、目の疲れだけでなく、頭や首、肩のコリまでスッキリとケアしてくれます。

今回はアイケアのスペシャリストである高橋真理子さんに、自宅でも簡単にできるセルフケアの方法を教わりました。

目の疲れに効く、誰でも簡単にできるツボ押し

同じ場所を集中して見つめていると、目の筋肉が緊張して固まって、血の巡りが悪くなってしまいます。これが目の疲れの主な原因です。
特にパソコンやスマートフォンを使用するときには前かがみの姿勢になるため、目だけでなく首や肩の筋肉まで固まってしまいます。目に必要な酸素や栄養素は血液によって運ばれますから、その通り道である肩や首がコリ固まっていれば循環が滞り、栄養が目に行き届きません。目のケアは、目のツボだけでなく、首や肩のツボも刺激することが大切。そうすることで、目の疲れや、それにともなう頭痛や肩こりなどの不快感もスッキリと解消できます。

アイソロジスト トレーニングマネージャー 高橋真理子さん

ポイント

目のまわりをほぐすと同時に、全身の緊張を緩めることが大切です。軽く目を閉じてリラックスしながらケアしましょう。

目の美容院 アイソロジスト トレーニングマネージャー高橋真理子さん

目のまわりをの筋肉をほぐすケア
疲れや充血を緩和して、目に潤いを与える

01.
眉毛の内側のくぼみに親指の腹をあて、3秒から5秒ほど押し上げる。デスクに肘をついて行うと指が安定するので、ツボを押しやすい。
Point押すときに息を吐き、緩めるときに息を吸う。

02.
気持ちいいと感じる程度の力で、眉の骨を押し上げる。痛みを感じると筋肉が緊張してしまうので5秒で3回しましょう。
Point眼球には絶対にさわらないように。

目の疲労による頭痛の緩和ケア
目の疲れも頭の疲れもスッキリ解消

01.
首の後ろの生え際にある「風池」は、目のケアだけでなく頭痛も緩和してくれるツボ。下を向いたときに、くぼむ場所に親指の腹をあてる。

02.
ゆっくりと上を向きながら上に押し上げていくようにすると、自然と「風池」に指が入っていく。気持ちよいと感じる程度の力で、3秒から5秒ほど押し上げる。
Point押すときに息を吐き、緩めるときに息を吸う。

03.
手でこぶしを作り、頭蓋骨の後ろのでっぱっている部分を押し上げるようにグリグリとさする。リンパの流れがよくなり筋肉も刺激できるので、ツボの位置がわからない人にもおすすめ。

肩まわりの筋肉をほぐすケア
上半身の血の巡りをよくする

01.
手を反対側の肩(肩甲骨のつけ根あたり)にあてる。

02.
後ろ方向に肩をまわす。自然と指が肩甲骨のくぼみに入っていくのでツボを刺激できる。背中の筋肉がほぐれ、背中から首まわりにかけて血の巡りがよくなる。
Point息を止めずに、ゆっくりと呼吸をしながら行う。

目と脳は直結しているため、目の疲れが頭痛や集中力の低下に繋がる

「仕事では8時間もパソコンに集中し、家に帰ってもスマートフォンでメールやSNSのチェックで気づいたら2時間……。毎日10時間以上もパソコンやスマートフォンを見ているという人も少なくありません。そんな生活を続けている人は、目のまわりの循環が悪く、まるでコンクリートのように固まってしまうのです」とアイソロジストの高橋マネージャー。現代人の目の疲れは、深刻な状態のようです。

私たちは、カメラのレンズにあたる「水晶体」を通し、目の奥にある「網膜」に映像を映してモノを見ています。水晶体はその厚さを変化させることでピントを調節する役割があり、この水晶体の動きを司っているのが毛様体という組織です。毛様体がコリ固まってしまうとピントが上手く定まらなくなり、目の霞みといった症状に表れます。

そして見逃せないのがブルーライトの影響です。
「ブルーライトは光が散乱しやすく、画面がちらつきます。それにピントを合わせようと絶えず筋肉が動くために疲弊してしまうのです。さらに、ブルーライトは光のエネルギーが強いため角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで達します。その刺激が神経を通って脳を興奮させるので、ブルーライトを浴び続けると自律神経のバランスが乱れ、その結果、睡眠不足、集中力の低下、頭痛の要因になってしまいます」
目からの刺激が脳へ伝わって自律神経が乱れると、鬱々とした気分になったりイライラしてしまったり、心にまで影響を及ぼすこともあります。

目の疲れを癒すための対処法とは

「まずは、目を休ませる時間を作ることが大切です。1時間パソコン作業をしたら10分は目を閉じてください」と高橋さん。このときに、前に紹介したツボ押しのケアを行えばさらに効果的です。

パソコンから目を離し、遠くを見るだけでも目の疲れを癒すストレッチになるそう。「遠くを見ることにより、近くを凝視して緊張状態の毛様体が緩んでリラックスします。近くを見て、遠くを見る。これをくり返すことが、目の筋肉のストレッチになります」

「ホットタオルを目の上にのせると、じんわりと温まってリフレッシュできます。目のツボが集まっている首の後ろにもホットタオルをあてるとよいでしょう。まずはホットタオルで温めて、最後に冷水で目を冷やすのがポイントです」

目の健康を保てば、頭もスッキリして若々しく過ごせる

目は内蔵と違い、外にむきだしになっている臓器。だからこそ「特に大切にして欲しい」と高橋さんは言います。
また、あなどれないのが紫外線の影響。実は紫外線はブルーライトよりも強力なエネルギーをもっているため、強い紫外線を長い間あび続けると、水晶体にダメージを与えることもあります。デスクワークで目を酷使する人だけでなく、営業などで外出の機会が多い人にとっても、目のケアは重要です」

『目の美容院』ではアイケア専用の磁気美容器具を使った施術を行っていますが、自宅でのセルフケアの方法も必ずお客様に伝えているそう。
「目の疲れは、その日のうちに解消するのが一番。日々の疲れの蓄積がドライアイや充血、目の下のクマというかたちで表れます。それだけでなく、ブルーライトや紫外線によって水晶体がダメージを受けると、白内障などの病気にも繋がります」

実際に目のツボを押してケアをすると、視界が驚くほどクリアになります。目の不調が脳に影響を及ぼすのですから、逆に言えば目の調子が整えば頭も心もスッキリするということ。現代を生きるビジネスパーソンにとって、疲れ目のケアは健康維持に欠かせない要素となっているのです。

取材協力

目の美容院 松屋銀座サロン

住所
〒104-0061 東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座マロニエ館4F

電話番号
03-3538-1398

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