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老後の資産形成に。選択制確定拠出年金を理解しよう

JENNIE 編集部
2019年08月08日

今、選択制確定拠出年金を導入している企業が増えています。一見難しいように感じますが、ご自分の将来の資産に大きく関わることです。選択制確定拠出年金とはどんなものなのか、メリットやデメリットも合わせて具体的にご紹介します。

選択制確定拠出年金ってなに?

選択制確定拠出年金とは、企業型確定拠出年金のひとつです。企業型確定拠出年金は、企業が毎月の掛け金を支払うのが一般的で、掛け金を社員自らが運用し資産形成を行います。一方、掛け金を社員の給与から支払うというものが選択制確定拠出年金なのです。
選択制確定拠出年金では、加入するかしないかを選択することができ、加入しない場合には給与をそのまま受け取ることができます。加入する場合には、毎月掛け金が天引きされ、掛け金を運用しながら年金資産を増やしていくのです。毎月の掛け金には上限があり、月額5万5,000円となっています。厚生年金基金、確定給付企業年金など他の企業年金に加入している場合には、上限は月額2万7,000円です。上限までの範囲で、毎月3,000円以上から1,000円単位で掛け金を拠出できます。
たとえば、毎月30万円の基本給の方が、選択制確定拠出年金に加入し、上限額である5万5,000円の掛け金を拠出するとします。その場合拠出した5万5,000円は、将来受け取ることができるお金です。一方で、選択制確定拠出年金に加入しない場合には、5万5,000円を将来ではなく現在受け取るということになります。選択制確定拠出年金とは、将来受け取るか、現在受け取るかを自らが選択できるというものなのです。

選択制確定拠出年金のメリット・デメリット

では企業型確定拠出年金のなかで、選択制確定拠出年金を選ぶメリットにはどんなものがあるのでしょうか。またデメリットについてもみてみましょう。
社員にとってのメリットは、加入するかしないかを選択できることです。つぎに税制上の優遇措置が受けられるということが大きなメリットと言えるでしょう。たとえば運用益が非課税になるとともに、受け取るときにも所得控除の対象となります。公的年金は65歳から支給されますが、選択制確定拠出年金は60歳から支給される点も、安心できるのではないでしょうか。また掛け金分は、社会保険料や厚生年金保険料などを計算するうえでの報酬外となるため、社会保険料などの負担額も軽減できます。税制上の優遇を受けながら、自分の判断で将来の貯蓄ができることが、なによりのメリットではないでしょうか。
つぎにデメリットですが、60歳まで受け取れないということです。また、社会保険料や厚生年金保険料などの負担額は軽減されますが、受けられる給付や将来受け取る公的年金の額も変動してしまうことも注意が必要と言えます。
会社側にもメリットがあります。選択制確定拠出年金であることで、企業は掛け金を拠出しなくても良いため、福利厚生などの充実に力を入れることができます。また導入しやすくなり、企業として社員の資産形成の支援ができます。企業側にとっては、導入までが大変かもしれませんが、メリットのほうが大きいのではないでしょうか。

資金形成のポイント

選択制確定拠出年金は老後の資産を自分で判断しながら、積み上げていくことができます。企業に導入されているのであれば、ご自分のライフスタイルを踏まえて毎月の掛け金を決め、少しずつでも始めてみると良いかもしれません。掛け金と同じ金額を貯金していても、大きく増えることはあまり期待できません。しかし税制上の優遇措置を受けながら、将来の資金を準備できることは大きなメリットです。
ただし運用成績によっては積み立てた掛け金よりも、資産額が減ってしまう恐れがあることも理解しておきましょう。また社会保険料の負担額が下がることで、受けられる給付が減ることもあります。出産などで一時金を受けようとするならば、加入を控えておいたほうが良い場合もあるので注意が必要です。

ーまとめー

社員にとっても企業にとってもメリットの多い選択制確定拠出年金。加入することでもデメリットもあります。加入するかしないかの判断を自分でし、将来の資金形成のためにできることをしてみませんか。

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