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株式投資を始める前に知りたいこと

JENNIE 編集部
2019年06月11日

「株で儲けた」と聞くと、安いときに株を購入し、株価が高くなったときに売却することで利益を得る株取引を想像する人も多いのではないでしょうか。もちろんその方法もありますが、株を所有しているというだけで、配当金などの収益を継続して得ることができる「インカムゲイン」という方法をご存知でしょうか。

今回は、その「インカムゲイン」についてや、株を購入する優良企業の選び方などについてご紹介したいと思います。

インカムゲインとキャピタルゲインって何?

投資や資産運用で得ることのできる利益は大きく分けて2種類あります。どちらの利益を得たいかによって投資方法が異なります。

「キャピタルゲイン」とは、株式や債券など、自分の持っている資産を購入価格よりも高い値段で売却することによって得られる売買差益のことです。株が安い時点で購入し、株価が上昇したときに売却すれば、より多くの利益を得ることができます。逆に、株価が値下がりした場合は、買った値段よりも安く売却しなくてはならず、その際の損失をキャピタルロスといいます。

「インカムゲイン」とは、株式や債券など、資産を保有するだけで、継続的に得ることのできる収益のことです。株式を保有することによる配当金や株主優待、不動産の賃貸による家賃収入などがそれにあたります。

配当利回りって何?

配当とは、企業が稼いだ利益の一部を株主に支払うものです。
配当利回りとは、購入した株価に対しての、年間配当金の割合を示す数値です。計算式は、下記のようになります。
配当利回り(%)=配当額(円)÷株価(円)

たとえば、配当金が年10円で、株価が1,000円であった場合、
配当10円÷株価1,000円=0.01となり、配当利回りは1%となります。

配当利回りのパーセンテージが大きいほど、株主への配当金の割合が多く、お得ということになります。
では、配当利回りとは、何のためにあるのでしょうか。

配当金と株価は企業によって違うため、株価と配当金の表示だけでは、一見どちらがお得か分かりにくいことがあります。そのようなときは、配当利回りを計算式で求めてみましょう。

たとえば、配当金が300円、株価が20,000円のA社と、配当金が200円、株価が10,000円のB社ではどちらがお得といえるでしょうか。
A社   300円÷20,000円=0.015 配当利回り1.5%
B社   200円÷10,000円=0.02  配当利回り2%
となり、配当利回りが高いB社の方がよりお得といます。

このように、配当利回りは、企業を判断する指標のひとつになります。

どんな企業の銘柄が狙い目?

・配当利回りが高い企業
まずは配当利回りの高い企業に注目してみましょう。ただし、ここで注意点があります。なぜなら、配当利回りの計算式である、「配当額÷株価」は、株価が下がっている場合も、配当利回りが高くなるからです。配当金が増えた場合はいいのですが、業績が悪くなり株価が下がったために、配当利回りの数値が高くなっている企業には注意が必要です。配当利回りも大切ですが、同時にその企業の業績も必ずチェックしましょう。

・過去の業績が安定している企業
また、過去10年間ほどチェックし、何年も配当金を連続で増やしていたり、安定した配当金を支払っている企業に注目してみましょう。配当金を継続して増やせるということは、企業の業績が好調で安定しているといえるからです。一方で、直近だけ高額になっていたりする企業は、配当金が高かったとしても注意が必要です。

・1株配当金より1株当期純利益が高い企業
配当金は、本来当期にあげた利益から支払われます。しかし、赤字で配当金が支払えなかった場合に、過去の余剰金を取り崩して支払う企業も多くあります。しかし、それは長期間続けることはできないため、いずれ配当金が減らされることになりかねません。そのような理由から、毎年の1株の配当金より1株の当期純利益が高い企業を選ぶことがポイントです。

ーまとめー

株式投資を始めてみたいけれど、「リスクがあるのでは」「一日中株の動向をチェックしないといけないのでは」と思い、なかなか始められない人も多いと思います。
そんなときは、配当金が継続してもらえる「インカムゲイン」も選択肢のなかに入れてみてはいかがでしょうか。

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