page_top
人気記事ランキング

新しく成立されたふるさと納税規制法と今後の変化点はなに?

JENNIE 編集部
2019年05月22日

魅力的な返礼品の数々が話題となっているふるさと納税ですが、2019年3月に制定された「ふるさと納税規制法」によって、返礼品が規制されるようです。

今回は、「ふるさと納税規制法」とはどういったものなのか、またそれによって起こるふるさと納税の変化について、ご紹介していきましょう。

新しく成立したふるさと納税規制法とは?

「ふるさと納税規制法」とは、2019年3月26日に成立された「改正地方税法」のことで、2019年6月から改正される予定です。気になる内容ですが、返礼品の還元率が3割を超えるものや、地元のものではない返礼品の場合は、6月以降の寄付控除の対象にならないというものです。

では、なぜ「ふるさと納税規制法」が作られたのでしょうか?

ふるさと納税は元々、応援したい自治体へ寄付を行うと、自治体からお礼が送られ、所得税と住民税が一定額を差し引いて控除される、というものでした。しかし寄付金集めが白熱し、高還元率の返礼品や、商品券や旅行券など、地場産品ではない返礼品など、ニュースにも取り上げられるほどの返礼品競争になってしまったのです。

また、換金性の高い返礼品がネットオークションに出回るなど、ふるさと納税の趣旨にそぐわない事態も発生しました。国や県は、度々返礼品の内容を見直すように通達を出していましたが、ペナルティはなく、返礼品は自治体の自主的な判断に留まっていました。激化の一途をたどる返礼品競争に終止符を打つため、今回の規制法が成立されたのでしょう。

豪華すぎる!高還元率の返礼品の数々

度々話題となる、豪華すぎるふるさと納税の返礼品ですが、はたしてどれだけお得な返礼品があったのでしょうか?すでに規制によって終了してしまったものが多いですが、2018年に総務省から指摘のあった自治体の返礼品をいくつかご紹介します。

・佐賀県みやき町
佐賀県みやき町では、「みやきMUSIC FESTIVAL 2019」への招待券が返礼品となっており、みやき町までの交通費補助として、HIS旅行券がついていました。キャンペーンを併用すると、およそ50%の還元率です。

・大阪府泉佐野市
2017年度の寄付金総額およそ135億円、全国1位となった泉佐野市では、還元率3割を超えるお肉やお米がありました。また、関西国際空港を根拠地とする、航空会社ピーチで使えるピーチポイントの還元率は、50%を誇っていました。

・静岡県小山町
静岡県小山町では、Amazonのギフト券が返礼品となっており、およそ40%の還元率です。また、サーティワンアイスクリームやリンガーハットの商品券なども、還元率は40%ほどでした。

・佐賀県基山町
佐賀県基山町では、佐賀牛や多くのビール、ジュースなど、バーベキューにぴったりの返礼品が多くあります。また折り畳み自転車や、漫画「キングダム」の著者である原泰久さんが基山町出身ということで、「キングダム」の30巻セット、50巻セットなど、様々な返礼品がありました。

ふるさと納税規制法が成立後はどのような変化があるのか

今までは自治体への指導や、自治体の自主規制などだけに留まり、明確なルールのなかったふるさと納税の返礼品です。しかし、今回成立した規制法によって、3割を超える還元率の返礼品や、地場産品ではない返礼品は、税金の控除対象にならないこととなりました。

そのため、年度末である3月や4月をもって、返礼品の見直しを行っている自治体が大多数です。豪華な返礼品を貰えるチャンスが残りわずかになってしまったため、話題の返礼品が駆け込み需要で品切れになっており、注意が必要になっています。

ーまとめー

今回は、ふるさと納税規制法の内容と、返礼品の変化についてご紹介しました。多くの返礼品に見直しがかかってしまったのは少し残念ですが、元々ふるさと納税は自治体を応援するための制度です。これからは、その趣旨の範囲内で自治体を応援したいですね。

人気の記事

あわせて読みたい

ABOUTJennie(ジェニー)とは?

発案者、向井洋平に聞く、Jennie立ち上げのきっかけとJennieが持つ役割とは?

Ranking月間人気記事ランキング

Keywords人気のキーワード

Mail Magazine更新情報をメールマガジンにて配信

ジェニーへの掲載記事情報やホットなお役立ち情報をメールマガジンで配信します。