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公的年金のポートフォリオや実績を参考にしてみよう

JENNIE 編集部
2019年04月19日

将来の生活資金として、資産運用を考えている方もいるのではないでしょうか?

老後の生活資金といえば、国民年金や厚生年金も老後の生活資金です。公的年金がどのように運用されているのか年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の考え方や実績を紹介します。

公的年金はどのように運用されているのか

日本の公的年金制度は、いざという時に生活を支えるために国が運営する制度として、広く定着しています。少子高齢化が急速に進み、現役世代の保険料負担が増加するなか、2004年に年金制度が改正され、常に給付費相当の年数分の積立金を保有する方式から、おおむね100年間で財政均衡を図るよう、財政均衡期間終了時に1年分の給付費を保有する方式に変更されました。

私たちが納める公的年金の保険料は積立金を元手に資産運用されており、その積立金の管理運用をするのが年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)です。

GPIFは、投資原則に従い、行動規範に基づいて行動されます。投資原則では、長期的観点で最低限のリスクで年金財政上必要な利回りを確保することを目標とすること、資産、地域、時間等、分散して投資することで安定的、効率的に収益を獲得すること、基本ポートフォリオを策定しリスク管理を行い、パッシブ運用とアクティブ運用を併用し、収益を確保しつつ、投資機会の発掘に努めること、などがうたわれています。

厚生労働大臣より寄託され、積立金を運用し、収益を国庫に納付することで、安定して厚生年金保険事業及び国民年金事業が運営されることを目的としています。

GPIFのポートフォリオとは?

ポートフォリオとは、保有する資産、金融商品の組み合わせや比率のことです。基本のGPIFのポートフォリオは、安全かつ効率的な運用を行うため、国内債券35%、国内株式25%、外国債券15%、外国株式25%と定められています。短期的な市場の動向によって構成割合を変更するよりも、基本の構成割合を決め長期的に維持していく方が、長期的な運用の場合、良い結果をもたらすと考えられます。

年金を受け取り始める時の金額は、納付金額をもとに名目賃金上昇率に応じて決められ、受給後も物価上昇率に応じて改定されるため、長期的に給付費は増加していきます。名目賃金上昇率を上回る分の運用利回りが年金財政に影響し、実質的な運用利回りの実績が財政再計算を上回れば財政は好転、下回れば悪化となります。そのため、実質的な運用利回りを長期的に確保するためには、基本ポートフォリオに基づいて適切に運用を実施する必要があると考えられています。

資産運用は経済環境などの影響を受け、短期的に収益状況の変動があります。GPIFは、適切なリスク管理を行いながら、長期的な分散投資を基本に、年金積立金を安全、効率的に運用することに尽くしています。

GPIFの運用実績

GPIFの運用実績は2017年で、収益率6.90%、収益額は10兆810億円となっています。資産構成としては、国内債券27.50%、国内株式25.14%、外国債券14.77%、外国株式23.88%、短期資産8.70%です。

過去の実績をみてみると、2012年~2016年の収益率は6.48%と、過去5年間で6%台を維持しています。資産構成をみてみると、国内・海外債券は少しずつアクティブ運用の割合を増やし、国内・海外株式はアクティブ運用を減らし、パッシブ運用を増やしています。

自分でポートフォリオを作る時は、最初に投資する金額や毎月の積立金額、投資の目標までの積立期間、想定する運用利回りを考える必要があります。運用利回りは、大きいほどリスクも大きくなるため、許容範囲のリスクに見合う利回りを想定し、好みに応じて組み合わせを考えなければなりません。

しかし、実際にどうすれば良いかわからないという方もいるでしょう。GPIFのポートフォリオは6%台の運用実績を出しており、初心者がポートフォリオを作る時、参考にしてみるのはおすすめです。

ーまとめー

資産を運用するのは、リスクが伴います。公的年金の運用は積立金の一部を使用し運用しています。自分の資産のうち、どの程度を運用できるのか、運用の目的や目標をきちんと決めましょう。その上で、自分のポートフォリオを作る時には、GPIFのポートフォリオが良い参考になるのではないでしょうか。

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