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財形を知って賢く貯蓄!

JENNIE 編集部
2019年04月05日

会社で「財形」という言葉はよく聞くけれども、銀行預金など自分で貯蓄する場合とどう違うのかよくわからないという人も少なくありません。そこで、財形の仕組みと、財形のメリット・デメリットを解説します。

財形とは

財形は正式名称を「勤労者財産形成促進業務」といい、勤労者財産形成促進法に基づいて厚生労働省が行っている制度です。社員が退職後などに安定した生活を送れるよう財産を形成することを目的として、国と企業が協力して行っています。一般的な財形では、給料から自動的に天引きする方法を取っています。

財形には、一般財形貯蓄・財形住宅貯蓄・財形年金貯蓄の3種類があります。一般財形貯蓄は目的が定まっていない財形で、冠婚葬祭や住宅ローンなどどのような用途でも使うことができます。勤労者であることと、3年以上の給与天引きを続けることが加入条件です。

財形住宅貯蓄は、住宅購入のためのもので住宅を購入、または改築するときの資金としてのみ払い出して使うことができます。財形年金貯蓄は年金目的で、60歳以降になると年金という形で5年以上にわたり定期的に受け取ることができます。財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄の加入条件は、加入時の年齢が55歳未満であることと、5年以上の給与天引きを続けること、一人1契約であることです。

財形のメリットは?デメリットもある?

財形のメリットは、給与天引きというシステムにあります。給料から強制的に差し引かれてから振り込まれるため、貯蓄をしているという意識が薄く、痛みが少ないということです。気が付いたら貯蓄ができている状態なので、貯蓄が苦手な人にはおすすめです。

企業によっては、企業が貯蓄を奨励するためにお金を出す「財形給付金制度」や、「財形基金制度」があります。この制度がある会社の場合は、より大きなメリットとなります。また、預金の利子に対してはおよそ20%の税金がかかりますが、財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄では利子に対する税金が非課税になります。

財形の制度自体に大きなデメリットはありませんが、財形のメリット自体があまり感じられないことがデメリットとなっています。財形給付金制度や財形基金制度のある企業以外では、給料日に引き落とされる設定をして銀行に預金をしている場合と変わりません。

金利は一般の銀行より高い傾向にありますが、ネット銀行の金利のほうが高い場合があります。また、財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄の場合、目的以外での解約がしづらいことが挙げられます。さらに、もともとの金利が低いため、金利に対する非課税のメリットもほとんどありません。

財形で貯蓄癖をつけよう

メリットが感じられずデメリットばかりの印象ですが、自分で貯蓄ができない人にとって財形は有効な貯蓄手段です。給与天引きで強制的に貯蓄することで、意識しないままいつの間にかまとまった資産ができているということになります。

投資の場合、大きく増やせる可能性もありますが、損をする可能性もゼロではありません。逆に財形の場合は大きく増やすことはできませんが、損をすることはなく、確実な貯蓄をすることができます。財形に回す分は最初からないものとして、残った金額でやりくりをするという生活を続けていけば貯蓄をする癖をつけることが可能です。

しっかりと貯蓄ができるようになってから、財形で貯めたお金で投資をすることもできるので、貯蓄が苦手な人はまず財形を活用して貯蓄癖をつけることをおすすめします。

ーまとめー

自分でしっかりと貯蓄ができる人にとって財形は必要ないともいえるもので、非課税をメリットと考えるのであればNISAやiDeCoを利用したほうがいい人もいます。しかし、貯蓄する癖のない人や貯蓄が苦手な人にとって、財形は自動的に貯蓄ができる有効な手段です。自分に合った貯蓄方法を考え、早いうちから貯蓄する癖をつけましょう。

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