計画を立てるとお金が貯まる?

貯めようと思っても、すぐには増えていかないものがお金です。でも、必要なときに必要な分のお金が手元にあると、やはり安心ですよね。そこでなかなか貯金ができないと悩んでいる方へ、お金の貯まりやすい方法についてご紹介します。
目標があるとお金は貯まる
お金を貯めたいと考える理由には、どんなものがあるでしょうか。日常の生活をやりくりすることが難しかったり、欲しいものが買いたかったり、と目の前のことが理由という場合もあるかもしれませんね。また安心のために、漠然とお金が欲しいと考えている人もいるかもしれません。
では、お金を貯めるにはどのようにすればいいのでしょうか。おすすめは、具体的な計画を立てることです。いつ何に使いたいのか、そのためにはいくらぐらい必要なのかをしっかりと決めておくことが大切です。
たとえば、半年後に海外旅行に行きたいとか、1年後に自動車を買いたいとかです。同じように、人生の中で、大小に関わらずイベントが訪れます。何歳で結婚して何人子どもが欲しいのか、何歳でいくらの家を購入するかなど、自分の望む人生の計画を立ててみましょう。独身を選択する場合も同じです。
こうやって実際に書き出してみることで実感がわき、目標の達成のために貯めようという意識に変わります。たとえ、毎月貯められる額が少なくても、継続することでやがて大きな金額になるのです。
日常の必要なお金を知ろう
お金を貯める意識をさらに高めるために大切なことをご紹介します。
それは日常生活で出て行くお金についても、きちんと把握しておくことです。食費や光熱費などの生活費、家賃や住宅ローン、通信費などが月々いくらかかっているか把握できていますか。実際にいくらかかっているのかを知っておくと、これから先の人生で生活にかかるお金がいくら必要なのかも見えてきます。
それに加えて、車を所有している人なら車検や保険、税金などにかかる費用、マイホームや土地を所有している人は固定資産税など、毎年、もしくは数年ごとにかかる特別費などもすべて書き出してみましょう。さらに結婚資金や子どもにかかる費用、親にかかる費用などあらかじめ予測しておおよその年齢と金額を書き出します。
人それぞれに必要な金額は違うものですので、書き出すときは、世間の平均値ではなく、自分がどんな人生を送りたいのか自分の理想やライフスタイルを大事にして、より現実に近い金額で予測できるようにしましょう。また、望ましい予測とはいえませんが、病気や事故などで仕事ができないなど、不測の事態までも予測して貯金ができていると安心ですね。
最後に総額を計算してみると、どのくらいお金が必要なのかがはっきりとわかるはずです。そうすることで、日常の少しの無駄遣いがもったいなく感じるようになるかもしれません。
自己投資もお金の使い道
貯金をすることは大切です。しかし貯金にばかり意識が行くと、自分にかけるお金まで我慢したり、無駄だと思ってしまったりすることもあります。しかし、自分のやりたいことや望むことを実現するために、本を買うことや研修を受けるなど勉強するための自己投資は、無駄遣いとはいいません。かかった金額の何倍にもなってのちのち自分に戻ってくることもあります。
自己投資は、その時点では形として残りませんが、スキルとして身につけておくことで、生涯役立つものです。適切な場面で、自分のために計画的にお金を使うことも大切なのです。
ーまとめー
お金は使うために貯めるのだと考えることで、貯まりやすくなります。自分の人生を思い描いて、これからどんなことが起こるのか、またいくらお金が必要なのかしっかりと向き合うことが大切です。意識を変えることで、お金の使い方が変わってくるかもしれませんね。