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株式投資の第一歩、決算書の見方

JENNIE 編集部
2018年10月26日

株式投資を始めようと考えた時、業績が良い企業の株を買いたいと思いますよね。しかし、業績が良い企業はどうやって見つけたら良いのでしょうか?株の銘柄を決めるには、決算書をみることがとても大事です。

「数字だらけで何をみたら良いかわからない」と投げ出してしまわずに、決算書の見方のポイントを押さえて、決算書をチェックしてみましょう。

そもそも決算書とは何?

企業が健全か不健全かを見極めるための、いわば企業の成績表ともいえるのが決算書です。決算書には大きく分けて有価証券報告書と決算短信があります。有価証券報告書は、会計士が監査をした正式な決算書で、1年間の経営成績、保有資産などの細かい情報が記載されたものです。

決算短信は、決算書の速報版。四半期に一度開示しなければならず、速報版ではありますが、貸借対照表や損益計算書などのお金の流れや使い方がわかる資料が記載されています。

決算書の内容でチェックしたいポイントは大きく3つ、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書です。それぞれ、どのような点に注意してみていけば良いのか、ご説明します。

貸借対照表の見方

貸借対照表は、バランスシートとも呼ばれており、企業の資産と資本、負債の状況がわかります。それにより、企業の財務状況がわかり、企業の安全性を見極めることができます。

まずは自己資本比率をチェックしてみましょう。自己資本比率は、

資本金÷総資産×100=自己資本比率

で求めることができます。自社で資金を調達できているかを測る指数なので、数値が高いほうが望ましいです。一般的には20%から30%であり、50%前後あれば優良といえるでしょう。業種により平均値が異なりますので、同業他社と比較してみると良いでしょう。

次に流動比率をチェックします。流動比率は1年間に動くことを意味するもので、流動資産は1年以内に現金化が可能なもの、流動負債は1年以内に支払いを済まさなければならないものです。

流動資産÷流動負債×100=流動比率

で計算します。流動比率が100%を超えていないと1年以内に出ていく借金のほうが多いということになり、企業を判断するうえで不安材料になります。

次に、固定比率をみます。建物や土地など、長期的な資産を固定資産、長期にわたる借金などを固定負債といいます。固定比率は、

固定資産÷資本×100=固定比率

で求められます。100%以下が望ましく、100%を超えている場合は借金などにより固定資産の返済をしているという状態なので、不安材料となります。

損益計算書の見方

損益計算書では、損失と利益により、企業がどれだけ儲けたかがわかります。
・企業の採算性がわかる売上総利益
・本業で稼ぐ力がわかる営業利益
・経常利益
・税引き前当期純利益
・企業の最終利益となる当期純利益
をチェックしましょう。

当期、前期、前々期、とさかのぼり、利益の推移を比較すると企業の状況が掴みやすくなります。

キャッシュフロー計算書の見方

キャッシュフロー計算書では、現金の増減が把握でき、現金の使われ方、投資効率がわかります。損益計算書よりもさらに詳しい現金の流れを知ることができます。

一番注目したいのが営業活動によるキャッシュフロー。本業で得た現金、預金、現金同等物の金額を表していて、プラスであるほど優良です。

投資活動によるキャッシュフローは、設備投資や工場の増設などといった本業に関わる投資活動による金額を表しています。投資活動なので通常この項目はマイナスになりますが、設備の売却などによりプラスになることもあります。

キャッシュフロー計算書では、営業活動によるキャッシュフローから、投資活動によるキャッシュフローを差し引いた差額に注目しましょう。この差額が、企業が本当に自由に利用できるキャッシュの総額なので、優良企業ほどこの金額がプラスになります。

ーまとめー

紹介した3つの決算書は、それぞれの足りない情報を補い合っており、この3つの決算書を読み解くことで企業の経営状態がみてきます。是非ポイントに注目しながら目を通してみて、お宝銘柄を探し出してみてください。

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