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お金を増やす基礎知識:外貨預金とは?【資産運用入門】

カトウマモル
編集/ライター
マーケティングコンサルタント
2017年12月04日

お金を増やすために重要なひとつのポイントは、適切に自分の資産を運用すること。

そのためにまず知っておくと良いのが、資産運用をするどんな方法があるのか、それぞれの方法にどんな特徴やメリット、リスクがあるのかの基礎知識。

この記事では、資産運用方法のひとつの選択肢である、外貨預金について取り上げます。

外貨預金の概要:銀行口座を作ればかんたんに利用可能

そもそも、外貨預金とはどういったものでしょうか?

といっても、銀行に口座をつくって預金したことのある人であれば、とくに難しく考える必要はありません。

ふだん私たちがよく行っている銀行預金が「円預金」、円ではなく外国の通貨(例:米ドル、ユーロなど)を預け入れるのが「外貨預金」と整理すれば、イメージしやすいのではないでしょうか。

外貨預金は、ほとんどの銀行で取り扱われていますが、銀行によって取扱通貨が異なります。各通貨において定期預金・普通預金が設定されているのが一般的です。

外貨預金口座を開設するだけで利用できること、また(銀行によりますが)1000円単位など少額から利用できたり、積立購入できたりするものもあり、比較的手軽に利用できる資産運用方法といえるでしょう。

外貨預金のメリットやデメリットは?

銀行に外貨預金口座を開設すれば手軽に利用できる外貨預金ですが、外貨預金で資産運用するメリット・デメリットとしては、どんなことがあげられるのでしょうか。

外貨預金のメリットとしては、円よりも外貨のほうが金利が高いことがあげられます。たとえば、楽天銀行の場合、円定期預金は0.03%(1年)なのに対し、外貨預金の場合、通貨によりますが、年1%を超えるものもあります。

※2017年11月時点

出典:楽天銀行Webサイト

100万円預けた場合、(為替や税などを考慮に入れなければ)円の利息は300円なのに対し、たとえばニュージーランドドルであれば26000円になるというわけです。その差、なんと87倍…!

一方、メリットでもありデメリットでもあるのが、為替の変動リスクです。円を外貨に換金して預ける際、外貨を円に戻して利用する場合とも、為替レートが関係してきます。

端的に言えば、預ける際より引き出す際が円安であれば、より円を多く得られトクする可能性があり、この場合は為替がメリットとなります。

その逆に、預ける際より引き出す際が円高であれば、金利が高かったとしてもそれ以上に得られる円が少なくなる(元本割れする)可能性もあり、この場合は為替がデメリットとなります。

デメリットとしては、外貨と円の換金の際に各金融機関で定められている換金レートが適用されるなど、手数料にあたる費用がかかること。

手数料によって、「金利が高いから良いと思ったのに、思ったほど増えなかった…」ということも起こり得ることは事前に理解しておきましょう。

外貨預金を使う際のポイント:金利、為替、手数料などに気をつけよう

外貨預金の概要はなんとなくつかめたでしょうか?

外貨預金によって資産運用を行う際には、対象とする通貨、設定されている金利や手数料などが金融機関によって異なり、同じ通貨でも「この金融機関の方がお得!」ということが起こり得ますので、十分調べてから利用するのがオススメです。

そして、気をつけておきたいのが為替によって発生するリスク。

たとえば日本円以外の金融資産を徐々に貯めていくという感覚で、長期間に渡り定期的に積み立てていけば、ある程度為替の変動リスクをおさえることも可能です。

また、預け入れる通貨自体を分散するというのもリスク管理の面からは有効な方法のひとつです(とはいえ、リスクがなくなるわけではありませんので注意しましょう)。

手軽に銀行から取引ができ、比較的中・長期の資産運用に適しているといわれている外貨預金。老後に向けた資産形成の一環として、検討してみてはいかがでしょうか。

参考文献:いちばんカンタン!資産運用の超入門書(湯之前 敦 著、高橋書店)

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