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お金を増やす基礎知識:投資信託とは?【資産運用入門】

JENNIE 編集部
2017年12月25日

資産運用したい。

でも、いろいろ勉強したり、いちいち細かいところまで確認したり調整したりするのは大変だし…。

そんな方にオススメの資産運用方法のひとつが、投資信託。「投資家から集めたお金をひとまとめにして、運用の専門家(ファンドマネージャー)が投資・運用する」いわゆる「プロにおまかせ」できちゃう商品です。

でも、「プロにおまかせ」できちゃうって、どんなしくみなのでしょうか?基本的なポイントやメリット・デメリットについて、一通りおさえておくことにしましょう。

投資信託の概要:運用の基礎知識をおさえよう

投資信託は、証券会社を始めとする、投資家に向けて商品を販売する販売会社から購入することができます。実際の運用は運用会社が行い、その資産は受託会社(信託銀行)が行う、というようにちょっと関係者が多いしくみになっています。

ただし、実際に取引を行う側としては販売会社に口座を開設し、商品を選んで購入する、というだけですので、そんなに煩雑な手続きが必要になるわけではありません。むしろ、一度購入すれば、あとはおまかせできるので、手間がかからない点がひとつの特徴といえます。

運用を開始するにあたっては、運用期間と年間の想定収益率を決めておくほうが良いでしょう。運用期間は数年~10年程度、想定収益率は5%~20%程度を見るのが一般的ですが、商品内容や組み合わせ方や、収益とリスクのバランスをどう取るかによって異なってきます。

インターネットなどで自分で調べて考えられる場合は問題ないですが、よく分からなくて不安だ、という場合には、銀行や証券会社などの窓口や、ファイナンシャル・プランナーに相談して考えてみる、という形で検討を進めることもできるでしょう。

投資信託のメリット・デメリットは?

投資信託のメリットは、「プロにおまかせ」できるため、銘柄をひとつひとつ選び、資産を配分していくという手間や労力が大幅に軽減される点があげられます。

さらに、ひとつひとつ口座や契約を交わさなくても、投資信託の商品を通じて株・債券・不動産など、さまざまな対象に分散して投資できるという点があげられます。

デメリットとしてまず考えておきたいのは、運用実績が悪い場合には元本割れしてしまう可能性があるということ。

また、購入する際の購入時手数料、保有中の運用管理の手数料である信託報酬、解約時に差し引かれる信託財産留保額などコストについても把握しておく必要があります。

仮に運用益が出ている場合でも、コストの方が上回る場合、結果的に損をしてしまう…ということも起こり得ため、注意が必要です。

投資信託を始める前に知っておくと良い他のポイント

投資信託を始める前にさらにおさえておきたいポイントは他にもあります。

たとえば、「目論見書」。投資信託を購入する際に交付される文書で、投資判断の基準となる情報が掲載されています。ファンドの特徴や運用実績、諸費用などの情報がまとめられているので、運用する前にきちんと目を通しておくことが重要です。

また、運用益が決算ごとに還元される「分配金」についても正しく理解しておきましょう。分配金は、「普通分配金」と「特別分配金」に区別されます。

「普通分配金」は元本を上回っている部分から分配されるため、投資する側にとっては利益となります。一方、「特別分配金」は元本を取り崩して支払われるため、利益とはならない(実際には得をしていない)場合もありますので、内容をきちんと確認した方が良いでしょう。

くわえて、信託期間が終了し、金銭が返還される「償還」についても、必ずしも信託期間満了にともなう「定時償還」が行われるケースばかりではないということは、予め把握しておきたいところです。

「定時償還」以外に、運用会社の判断で「償還延長」が行われる場合もあれば、信託期間前に運用が終了し、「繰上償還」が行われる場合もあります。

自分が投資している商品がどのような状況となっているかによって、最初に設定した運用期間や年間の想定収益率とはかい離してしまい、資産運用の計画に影響が及ぶ可能性もありますので、状況は定期的に確認しておく必要があります。

このように注意が必要な点はありますが、投資信託は、基本的なポイントはおさえればあとは「プロにおまかせ」できるため、資産運用の一環として始めるには、ハードルが低い方法といえます。

少額からの投資や積立も可能ですので、気軽に始めてみて、実際に自分の資産を運用しながら、しくみなどを学んでいくというのにも適しています。「習うより慣れろ」ともいいますし、まずは始めることを検討してみてはいかがでしょうか?

参考文献:いちばんカンタン!資産運用の超入門書(湯之前 敦 著、高橋書店)

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