page_top
人気記事ランキング

お金を増やす基礎知識:投資信託の種類を解説!【資産運用入門】

カトウマモル
編集/ライター
マーケティングコンサルタント
2018年01月05日

運用の専門家(ファンドマネージャー)が投資・運用するため、「プロにおまかせ」できちゃう、資産運用の商品、投資信託。

投資信託のメリットのひとつは、株・債券・不動産など、さまざまな対象に分散して投資できるという点なのですが、それゆえに種類も多岐にわたります。

そこで今回は、投資信託の基礎を理解するために、どんな種類のものがあるのか、それぞれの特徴は何なのか、考えてみましょう。

投資信託の基本はこちらも御覧ください:お金を増やす基礎知識:投資信託とは?【資産運用入門】

投資信託の種類とは?

投資信託は、運用方式や運用方針によっていくつかのタイプがありますが、今回はその点は考慮せず、主に投資対象によって分類し、それぞれの特徴についてまとめていきたいと思います。

具体的には、以下の7つの種類について取り上げます。

・国内株式型投資信託
・国内債券型投資信託
・海外株式型投資信託
・海外債券型投資信託
・不動産投資信託(REIT)
・上場投資信託(ETF)
・バランス型投資信託

投資信託の種類ごとの特徴は?

では、投資対象ごとに分類した、種類ごとの特徴を見てみましょう。投資信託の商品選びの参考にしてみてください。

・国内株式型投資信託

主に日本国内の株式に投資するファンドです。規模やテーマ、割安感など、どういった基準で選定した株式を対象とするかなどにより、さらにパターンは細分化されます。また、日経平均株価採用銘柄やTOPIXといった指数と連動するインデックス型と呼ばれるものもあります。

株式が対象となりますので、価格変動が大きく、良い方に出れば高リターンが期待できる反面、悪い方に出ると損をする危険もあります。

・国内債券型投資信託

主に日本国内の債券に投資するファンドです。公債か、社債か、など運用先の債券の種類によってさらにパターンが分かれていきます。

債券型は株式型に比べると価格の変動幅が少なく、比較的安定しているといえます。ただしとくに社債においては、発行体(企業)の倒産リスクがあることは留意しておく必要があります。

・海外株式型投資信託

主に海外市場に上場されている株式に投資するファンドです。「アメリカ」というように特定の国を対象とするものもあれば、「アジア」など地域や「成長株」というテーマによって複数の国の株式を対象とするものもあります。

高リターンが望みやすい反面、為替や政情不安などリスクも大きいことを理解しておく必要があります。

・海外債券型投資信託

主に海外の債券に投資するファンドです。特定の国の債券を対象とするのはもちろん、特定の格付けの債券(例:高格付け債券はソブリン債と呼ばれる)を対象とするものがあります。

国内債券とくらべて利回りのよいものが多く選べるため、リターンが期待しやすいのが特徴ですが、海外株式型と同様、為替や政情不安などのリスクも大きくなっています。

・不動産投資信託(REIT)

REITは、投資家から集めた資金を不動産等に投資し、そこから生じる賃料や売却益を分配するしくみとなっています。

国内、海外、国内外を組み合わせたものなど、多くの種類があります。他の種類のファンドに比べると分配金が高いといわれており、人気が出てきているようです。

比較的安定していると考えられる一方、不動産市況の影響を受けやすく、海外のものが含まれる場合には、為替のリスクも生じます。

・上場投資信託(ETF)

ETFは、証券取引所で取引されているのが特徴で、価格が日経平均株価や金価格指数などの指数と連動する、インデックス型と呼ばれるものの一種です。証券会社のみで取り扱われ、他の投資信託に比べると信託報酬などのコストが安いという特徴があります。

株式に近い感覚で捉えると分かりやすく、売買自由度は高いものの、少額投資にはあまり向かないといわれています。

・バランス型投資信託

これまで紹介してきたさまざまな種類の対象に、バランスよく分散して投資していけるようパッケージされているのが、バランス型投資信託です。

バランス型に投資すれば、おのずと分散投資された状態となりますが、その組み合わせや内訳は把握しておくほうが良いでしょう。また、手数料などのコストが高い場合があるので、注意が必要です。

投資信託で資産運用する際のポイント

このようにさまざまな種類のファンドがあることで、投資信託で資産運用する場合にはさまざまな投資対象に分散投資できます。

重要なのは、投資信託のメリットを生かして、自分の資産を適切に配分し、分散投資を行うことで、リスクも分散させながら、自分の想定するリターンを獲得していくことです。

投資信託は、「プロにおまかせ」できる、投資初心者でもチャレンジしやすい方法ですが、あくまで投資は自己責任。アセットアロケーションの考え方をきちんと理解し、自分で自分の資産の配分を決めてから、「プロにおまかせ」して運用を進めていきましょう。

参考文献:いちばんカンタン!資産運用の超入門書(湯之前 敦 著、高橋書店)

人気の記事

あわせて読みたい